解説
「岩くらの狂女戀せよほととぎす」この句は天明三年刊維駒編『五車反古』に出ている。おそらく蕪村最晩年の句であろう。空に鋭く啼き渡る郭公と、たっぷりとした墨色の葉にすがすがしい藍色の施された紫陽花が大きく描かれている。句のもつ激しい情調を象徴的に表した珠玉の作品である。
収録されているデータベース
愛知県美術館コレクション
当館のコレクションで特に充実しているのは、国内外の20世紀美術です。世紀前半にヨーロッパで活躍したグスタフ・クリムト、パブロ・ピカソ、ピエール・ボナール、マックス・エルンストなど、戦後アメリカで活躍したモーリス・ルイス、そして欧米の美術の影響を独自に咀嚼した日本近代の画家たちから、現代の日本を代表する作家たちの作品まで、さまざまな美術動向を辿るにふさわしい優品を収集しています。 これらの作品に加え...
最終更新日
2020/07/13