解説
鈴木牧之(すずきぼくし)は江戸後期の随筆家。本書は、著者の故郷である越後塩沢(新潟県南魚沼市)の雪にまつわる風俗・習慣・伝説・言語・産業等について書き記したものです。 初編巻之上では冒頭部分で雪の生成過程について分析し、顕微鏡で雪の結晶を観察・記録した図(『雪華図説』からの引用)が掲載されています。その他、吹雪・雪崩・洪水などの自然現象、神事や風物詩、雪の中で使う道具などの挿絵も多く含まれています。 牧之は雪と共に生きる故郷の生活を世の人々に知らせたいと思い、面識のあった山東京伝や滝沢馬琴らに出版に向けて協力を依頼しましたが、交渉が難航し出版計画はなかなか進みませんでした。牧之60歳の頃に山東京山(京伝の弟)より出版協力の申し出があり、計画から30余年の時を経てようやく『北越雪譜』が刊行されるに至りました。
収録されているデータベース
デジタルアーカイブシステムADEAC
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最終更新日
2026/09/28
