解説
これまで、この植物は「ホソバナコバイモ」として扱われてきましたが、コバイモの仲間を分類するとき葯の色は重要で、ホソバナコバイモは黄白色に対し、阿蘇や五木・五家荘に見られるコバイモは葯が黒紫色で、別種とされたのです。3月中ごろから高さ10cmほどの茎の先に1個の筒状鐘形の花を下向きに咲かせます。10cmほどの高さですから、他の植物が冬の眠りから覚める前に、いち早く花を咲かせる1種のスプリング・エフェメラル(春の妖精)ですね。花が終わると根にたくさんの養分を蓄え、次の春を待つのです。シカの害が大きく、石灰岩の岩陰や岩棚といった限られた場所等に生育地狭められているのが現状です。盗掘も見られ,減少しています。大切に見守りたい植物です。
収録されているデータベース
デジタルアーカイブシステムADEAC
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最終更新日
2026/07/20
