解説
ヤドリギは名前のとおり、他の木に寄生して生活する常緑の低木です。市内ではエノキへの寄生が圧倒的です。3月の中頃から、枝先の葉の小さな間に枝のない黄色の小さな花を咲かせます。その頃、枝には淡黄色の熟した球形の実がたくさんみられます。中には半透明の粘液があり、小さな深緑色の種子が1個入っています。この実を食べる鳥が糞として外に出すとき、消化されず粘液に囲まれた種子が木に付着するとそこで発芽するのです。ヤドリギは大きな球形の塊を作りますが1年に1節だけ成長しますので、5節あると5年を経ていることになります。しかし、ヤドリギが寄生すると養分を取られる寄主のエノキは次第に枯れていきます。八代城の大天守閣の石垣のエノキもまさにそのような運命を背負っているようです。
収録されているデータベース
デジタルアーカイブシステムADEAC
デジタルアーカイブを検索・閲覧するためのクラウド型プラットフォームシステム。横断検索、フルテキスト検索、高精細画像の閲覧などが可能。
最終更新日
2026/07/20
