解説
巻天神は岡山の麓にあって、石の神像が祀られるとともにタブノキが御神木とされています。帯巻きといって藁の帯縄を御神木に7巻半巻き付けて4月25日(元は9月25日)に祭りがあり子供たちによる奉納相撲も行われる習わしです。天神様が祀られていますが、今日、社殿もなく、勧請の記録、伝承もなくて詳細は不明です。ただ、菊池郡市神社誌ではここを「北原菅原神社」とし、肥後国誌に(北)田島にあるとされた「綱敷(つなしき)大明神宮」は、この神社のことであるとしています。また、ここは女人禁制と言われていたようですが、その経緯も全く不明です。現在は、そのようなことはなく、4月のお祭り当日には岡区の子どもたちでは参加者が少ないため泗水西小学校の子どもたちにも働きかけられており、男女問わず参加して奉納相撲が行われています。 ところで、町史には、御神木は「タブノキ」と書かれていますが、「イチイガシ」の誤りのようです。「イチイガシ」の由来には、神聖な木を意味する「イチカシ」が転訛したものとの説もあるように古神道における神籬(ひもろぎ)として植えられたのではないかもと考えられます。
収録されているデータベース
デジタルアーカイブシステムADEAC
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最終更新日
2026/07/20
