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第七師団ノ全景(其一~十二) ダイシチシダンノゼンケイ(ソノイチカラジュウニ)

解説

明治32(1899)年7月に起工し、明治35(1902)年12月に建設工事が終了した第七師団の衛戍地(軍隊が永久的に駐屯している場所)の全景を撮影したパノラマ絵はがき(2枚分の絵はがき6枚をつなげたもの) 明治41(1908)年10月に旭川駅・師団司令部間が開通した上川馬車鉄道が写っていること及び絵はがきの体裁から明治41(1908)年から大正6(1917)年の間に撮影されたものと推測 ・「其一 第廿六連隊、其二 第廿七連隊」:各連隊の兵営ほか付属施設(第26連隊にはかつての渡島・檜山・後志、第27連隊にはかつての釧路・根室・十勝・網走の各支庁管内に本籍のある人員が主に所属) ・「其三 第廿八連隊、其四 第廿八連隊」:連隊の兵営ほか付属施設(第28連隊にはかつての上川・留萌・宗谷・樺太の各支庁管内に本籍のある人員が主に所属) ・「其五 師團司令部及旭川偕行社、其六 師團司令部及旭川偕行社」:右手前の横長の建物が師団司令部、左奥の白の洋館が旭川偕行社(明治35(1902)年将校の社交場として第七師団建設に合わせて設置) ・「其七 陸軍兵器支署、其八 騎兵隊」:陸軍兵器支署には兵器庫や車両庫などがあり兵器や弾薬の保管のほか製造や修理なども行っていた 騎兵隊は正式には騎兵第七連隊 敷地には兵舎のほか厩舎や訓練用の覆馬場などがあった ・「其九 騎兵隊ノ一部、其十 砲兵隊ノ一部」 ・「其十一 砲兵隊、其十二 輜重兵大隊及工兵大隊」:砲兵隊は正式には野戦砲兵第七連隊 輜重兵大隊(軍需品の輸送や補給を担当する部隊)は正式には輜重兵第七大隊、工兵大隊は正式には工兵第七大隊 馬車鉄道 (以上所蔵先より情報提供)

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2026/07/20