解説
国道49号線を会津方面に向かい、中山峠手前の中山宿にさしかかった右側の道路沿いに1本の大きなケヤキがあります。 根回り7.1m、根元から1mのところで東西の双幹に分かれています。東の幹回りが2.3m、西の幹回りが4.9m、樹高約30mもあり、樹齢は約400年です。 この大ケヤキの西側裾部に細長く焼けた跡がみられます。これは戊辰戦争の時、会津軍が戦略上から中山宿の全戸を焼き払ったときに焼けた跡です。この木の所有者が家財道具をケヤキの根元に運び出し、これに火が燃え移ったために木も焼傷したものです。このケヤキが歴史上の出来事を如実に物語っています。そんな傷にもめげずに勢いよく枝葉を伸ばし、この地の復興を見守って来たように思えます。 ケヤキの下に祠が祀られています。市内に残る屋敷林として、これだけの巨木はめずらしく風格があります。
収録されているデータベース
デジタルアーカイブシステムADEAC
デジタルアーカイブを検索・閲覧するためのクラウド型プラットフォームシステム。横断検索、フルテキスト検索、高精細画像の閲覧などが可能。
最終更新日
2026/07/20
