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鼻きき吉兵衛(高名の鼻利き) 【音声】 ハナキキキチベエコウメイノハナキキオンセイ

解説

昔。ある村に正月がこせぬほど貧しいじじとばばがいて、じじが暮れに金比羅参りを思い立ち、出発の時、ばばにこっそり「今日の十二時に家に火をつけて焼け。」と言うて出た。じじは十二時に弁当をたべながら、「家の焼ける臭いがする。」と言って同行人と急ぎ帰宅した。帰ってみると家は焼けており「鼻利き吉兵衛」の名をえた。そのころ、殿様の大事な刀がなくなり、鼻を利かして探し出すよう命ぜられた。御殿の宴での武士たちのせりふの端から刀のありかをつきとめ、うまく探し出してほめられ大財産をえた。

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2026/07/20