解説
御文書令臨は乾坤2冊からなるが、この箱にはそのほかに享保20年(1735)作成の御文書写と御文書令臨の写と思われる計4冊が保存されている。収録されている史料は南北朝時代から江戸時代前期の幕府や島津本家と関係するものを中心であり、同時期における北郷氏の変遷を具体的に知ることができる史料であるといえよう。 明治29年(1896)に追記された箱書には「明治10年(1877)の兵火によって、古文書類はことごとく焼失した。この写本は島津家の重要な書物である。後世に至っても大切にするように」と書いてある。この明治10年の兵火とは西南戦争のことを指している。この箱書から島津家の史料の一部が西南戦争で失われたことがわかる。
収録されているデータベース
デジタルアーカイブシステムADEAC
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最終更新日
2026/07/20
