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名所江戸百景 真乳山山谷堀夜景 めいしょえどひゃっけいまつちやまさんやぼりやけい

解説

「郷土・資料調査室ってどんなところ?」:現在の墨田区側から台東区の山谷堀側を望んだ風景画。待乳山聖天と山谷堀に架かる今戸橋が黒いシルエットとして描かれ、今戸の有明楼と隅田川に浮かぶ舟の灯りが浮かびあがっている。「定点写真と台東区の風景」:墨田区の三囲稲荷神社付近から台東区の山谷堀付近を望んだ風景画。待乳山聖天と山谷堀に架かる今戸橋が黒いシルエットとして描かれ、今戸の有明楼と隅田川に浮かぶ舟の灯りが浮かびあがっている。「絵本江戸土産~広重が描いた台東区~」:名所江戸百景は初代歌川広重最晩年の大作。初代の描いた118景に、二代の「赤坂桐畑雨中夕けい」と「目録」の全120枚からなる。中央の小高い丘が待乳山、右下が山谷堀。山谷堀にかかる今戸橋付近に舟宿や料理屋の明かりが見える。空には雲母や貝を砕いた粉を用いる雲母摺(きらずり)という技法が使われており、角度によってきらきらと光って見える。「台東区の橋」:初代歌川広重晩年の大作、名所江戸百景シリーズのひとつで、現在の墨田区側から台東区の山谷堀付近を望んだ風景。待乳山聖天と山谷堀に架かる今戸橋が黒いシルエットとして描かれており、その左右には船宿や料理屋の灯りが見える。「地誌の見方・調べ方」:『絵本江戸土産』が名所である待乳山聖天の屋根や今戸橋を描いているのに対し、本図は完全な夜景のため、これらをシルエットで判断させている。タイトルに「真土山」「山谷堀」があるので、見る人は自然とこんもりした山が待乳山聖天、その右隣りの橋桁は、今戸橋のものとただちに判断できたであろう。歌に詠まれた和歌の名所であり、古くから知られていたため、画面を真っ暗にしても名所図として成立するほど、広く知れ渡っていたといえる。

メタデータ

教育

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2026/06/15