解説
パリから170km、フランス東部ブルゴーニュのヨンヌ県の県庁所在地オーセールの風景。おそらくはヨンヌ川の小さな中州から見た町の様子がとらえられている。どっしりとした石造りのポール・ベール橋の向こうには、サン=テティエンヌ大聖堂とサン=ジェルマン大聖堂が見える。1902年に、シニャックはオーセールに15日間滞在した。1900年にに自動車の運転免許を取得したシニャックは、フランス中部を車で旅行した。パリからリヨンに向かって国道6号線を走行中、オーセールに立ち寄った。彼はその後、グルノーブル、ニースに向かい、1902-1903年の冬をサン=トロペで過ごし、スケッチをもとに作品を制作した。シニャックは、オーセールを描いた油彩画を、この作品を含めて3点残している。(『モネと画家たちの旅』図録、2007)
収録されているデータベース
ポーラ美術館コレクション
ポーラ美術館は、2002年に神奈川県箱根町に開館いたしました。ポーラ美術館のコレクションは、ポーラ創業家2代目の鈴木常司が40数年間にわたり収集したもので、西洋絵画、日本の洋画、日本画、版画、東洋陶磁、ガラス工芸、古今東西の化粧道具など総数1万点にのぼります。
最終更新日
2023/03/28