解説
ポントワーズから隣村エヌリーに続く道の風景。1864年に鉄道が敷設されたポントワーズは、パリの人々の行楽地となった。ピサロは、1866年から1882年まで、ポントワーズとその周辺で約300点の油彩画を制作した。ポントワーズとエヌリーの間には約3.5kmにわたって森が広がっている。緑豊かな風景を描いた本作品で、ピサロは微妙な諧調の色彩のタッチをさまざまな方向に置き重ねることにより、大気や風の揺らぎを感じさせる情緒豊かな画面を創り上げている。(『モネと画家たちの旅』図録、2007)
収録されているデータベース
ポーラ美術館コレクション
ポーラ美術館は、2002年に神奈川県箱根町に開館いたしました。ポーラ美術館のコレクションは、ポーラ創業家2代目の鈴木常司が40数年間にわたり収集したもので、西洋絵画、日本の洋画、日本画、版画、東洋陶磁、ガラス工芸、古今東西の化粧道具など総数1万点にのぼります。
最終更新日
2023/03/28