解説
1883年の4月末、モネはポワシーを離れ、パリの北西70km、セーヌ河の渓谷とエプト川の合流点に位置する小さな村ジヴェルニーに家を借りた。そして1884-1886年には、本作品を含む8点の「積みわら」の連作を制作している。これらの作品では、日常的な風景に降りそそぐ光を、明暗の強いコントラストで表現している。1890-1891年にかけては、脱穀前の麦穂を積み上げた紡錘形の積みわらをモティーフとして、天候や時間による光の変化をあざやかな色彩で描いた25点を制作した。1891年5月、モネはそのうちの15点の「積みわら」の連作をデュラン=リュエル画廊で発表して大成功を収めた。(『モネと画家たちの旅』図録、2007)
収録されているデータベース
ポーラ美術館コレクション
ポーラ美術館は、2002年に神奈川県箱根町に開館いたしました。ポーラ美術館のコレクションは、ポーラ創業家2代目の鈴木常司が40数年間にわたり収集したもので、西洋絵画、日本の洋画、日本画、版画、東洋陶磁、ガラス工芸、古今東西の化粧道具など総数1万点にのぼります。
最終更新日
2023/03/28