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東京大学附属図書館特別展示「華ひらく書物文化 俳諧・戯作の世界」

令和6年度東京大学附属図書館特別展示会の電子展示サイト

このギャラリーは、東京大学附属図書館の特別展示「華ひらく書物文化:俳諧・戯作の世界」の電子展示サイトです。

(展示会は、2024年11月27日で終了しました。多数のご来場、ありがとうございました。)

展示された資料を全て閲覧できるのはもちろん、様々な関連資料などもご覧いただけます。是非デジタルの世界でも本展示会をお楽しみください。

こちらから展示会図録(PDF形式)をダウンロードできます。

ご挨拶

 東京大学附属図書館では、毎年、全学で所蔵する貴重な資料を学内外の皆様にご覧いただくため特別展示を行ってきました。総合図書館の耐震改修工事とコロナ禍による休止を経て、一昨年令和4(2022)年の8年ぶりの再開から3回目となる本年は、「華ひらく書物文化 俳諧・戯作の世界」を開催いたします。​


 本展示では、江戸後期の出版文化、特に庶民が熱狂した戯作を中心に、俳諧との関係や幕府の出版統制との攻防を書肆・蔦屋重三郎の出版物に注目して展示します。近現代の作品が戯作から受けた影響についてもご覧いただければと思います。また、総合図書館の連歌俳諧コレクションである洒竹文庫・竹冷文庫・知十文庫からは、読んで楽しく目で見て愉しい俳諧書をパネルでご紹介します。江戸期の出版物を中心とした特別展示は平成23(2011)年度「江戸いきもの彩々-総合図書館貴重書展」以来となります。​


 東京大学総合図書館は、大正12(1923)年の関東大震災によってほぼすべての蔵書を失いました。その直後から蔵書の再構築に邁進し、また国内外から貴重な資料をご寄贈いただき、現在の蔵書数は総合図書館140万冊、附属図書館全体では1000万冊に達しました。その中でも紀州徳川家の「南葵文庫」や甲州の素封家である渡邊家の三代にわたる旧蔵書「青洲文庫」、明治の文豪・森鷗外の旧蔵書などには、質量ともに充実した江戸期の資料群が含まれています。令和9(2027)年の東京大学創立150周年、令和10(2028)年の図書館再建100周年を前に、江戸という時代を切り口に各コレクションから選ばれた作品をご覧いただき、当館蔵書の新たな魅力を発見していただくとともに、江戸の文化を鏡として21世紀の今の現実を見直す機会にしていただければ幸いです。​


 今回の展示は、本学人文社会系研究科佐藤至子教授のご協力により開催いたします。佐藤教授にはさらにご講演もお願いしております。みなさまには展示とともにご講演もぜひお楽しみいただければと思います。​


令和6年10月

東京大学附属図書館長

坂 井 修 一


「華ひらく書物文化 俳諧・戯作の世界」展について

 江戸時代は印刷技術が普及し、大量の出版物が流布した時代でした。板木を用いて印刷する整版印刷は、紙面に絵や文字を自由に配置することができ、板木を保管しておけば繰り返し印刷することも可能でした。板木の所有者が最初に出版した版元から別の版元に変わることもありました。


 本展示では俳諧と戯作に焦点をあてて、江戸の出版文化に迫ります。俳諧は広義には俳文学の総称ですが、元来は滑稽や諧謔を意味する語であり、俳諧の連歌(滑稽味のある連歌)を略して俳諧と称しました。江戸時代には貞徳の一門を中心とする貞門俳諧、宗因らによる談林俳諧を経て、芭蕉とその門流による蕉風俳諧の時代が到来します。戯作は談義本、滑稽本、洒落本、黄表紙、合巻、読本、人情本などの江戸時代後期の娯楽文芸を指し、これらの作者を戯作者と称します。


 絵入りの俳書(俳諧の本)や絵入りの戯作は、整版印刷ならではの出版物です。本展示では、それらを〈見る〉楽しさを味わっていただければと思います。戯作者と俳諧との関わりや、戯作に対する統制、近現代の作家と戯作とのつながりがわかる資料も展示しています。戯作の多様性を概観していただけるよう、江戸を代表する版元の一人である蔦屋重三郎の出版物を集めたコーナーも設けました。


 多くの人々が同じ本を手にできること、娯楽のための読み物の多様化、出版物への規制など、江戸時代の書籍をめぐる状況は現代にも通じる部分があります。本展示が、江戸時代と現代とが地続きであることに思いをはせていただくきっかけになれば幸いです。


令和6年10月

東京大学大学院人文社会系研究科・文学部教授

佐藤 至子


【 資料解説について 】

  • 資料解説執筆:東京大学大学院人文社会系研究科 佐藤至子教授

 (凡例)

  • 原文の引用にあたり、清濁は原文のままとした。踊り字のくの字点は表記を改めた。また、改行箇所を/で示した場合がある。
  • 書名で割書になっている部分は〈 〉で括って示した。


【資料の番号について】

  • 書名の前に付している資料番号は、展示会場での番号と一致しています。
  • 資料番号が付いていないものは、本電子展示サイトのみの紹介で、会場では展示していません。


【電子展示上のデータの二次利用について】

第1章 俳書を〈見る〉

俳諧の発句などを収めた俳書には、見て楽しめる要素をもった作品がいくつもある。句に絵が添えられること、あるいは絵に句が添えられることで、どのような効果が生まれるのか。文字そのものの持つ視覚性とはどのようなものか。俳書を〈見る〉ことは、書かれたものを読むだけでは見えない地平へと読者をいざなう。                                                                                                                                     

ここに紹介する洒竹文庫・竹冷文庫・知十文庫の俳書は、すべて「連歌俳諧書集成(洒竹・竹冷・知十文庫)」のウェブサイトで画像が公開されている。興味をもたれた方は、ぜひ作品の全体像をごらんいただきたい。

ふところご                                                                                                重頼編                                                                                                            〔出版者不明〕 万治3年(1660)                                                                            俳諧撰集。上から読んでも下から読んでも同文になる句を集めた「廻文」の部がある。そのうちの四句に、文字で表した絵が添えられている。春は「目をとめんそこな花こそ梅遠目 重供」。「めをとめむそこなはなこそむめとをめ」で梅花を表す。夏は「田植うたへうたはゝ田うへ田植哥 重方」。「田うへうたへうたはゝ田うへ田うへう田」で田を表す。秋は「さく見たか白菊きらし形見草 重貞」。「さくみたかしらきくきらしかたみくさ」で菊花を表す。冬は「池の皆鴨か真鴨か波の景 重頼」。「いけのみなかもかまかもかなみのけい」で鴨が池を回遊するさまを表す。編者の重頼は貞徳の門人。

ひゃくにんいっく                                                                                         重以編                                                                                                               田中文内版 寛文7年(1667)                                                                             宗鑑、貞徳、立圃、守武ら百名の句を選び、一句に一つの絵を添える。初版は万治3年(1660)刊。展示箇所の左は貞室の句「五月雨の晴間や龍のけつまつき」。絵は太陽が顔を出し、雨を降らせていた龍が退散しようとするさまを描く。貞室は貞徳の門人。

おおさかはいかせん                                                                                           井原西鶴作・画か                                                                                                            〔出版者不明〕 延宝元年(1673)                                                                                         歌人の肖像に和歌を添える歌仙絵にならい、大坂の俳人の肖像にそれぞれの句を添える。俳人を左右に分け、発句合(ほっくあわせ)の形式をとる。展示箇所は「左 日和見のなき世成けり神な月 正甫」「右 長持に春そくれ行更衣 鶴永」。鶴永は西鶴の別号。本書は西鶴の自筆自画と推定されている。

はいかいしてかがみ                                                                                               井原西鶴編                                                                                                            〔出版者不明〕 延宝4年(1676)                                                                                         俳人の自筆の短冊二四六点を模刻して掲げる。序文に「大坂松寿軒 井原西鶴」とあり、印は「鶴永」。巻頭の短冊は荒木田守武「千句一 飛梅やかろかろしくも神の春 いせ山田守武」。続いて山崎宗鑑、烏丸光広の短冊が並ぶ。

国立国会図書館デジタルコレクションで公開されている資料です。「1-4 俳諧師手鑑 【洒竹文庫】」の翻刻が収録されています。                                                                                            *この資料は電子展示のみです。会場での展示はありません。                                                                                  

いしなとり                                                                                  秋色編                                                                                                                  吉田宇右衞門版 正徳3年(1713)                                                                            其角の七回忌追善集。其角の句を大きく記し、同じ季題を諸家が詠んだ句をその後に載せる。展示箇所の其角の句は「野鼠の是を喰らむつくつくし」。「つくつくし」は野原に生えるツクシのこと。英一蝶の絵はツクシとスギナをのびやかに描く。

〈うるうのうめ〉えほんことしのはな                                                                                     露月編                                                                                                                西村源六版 享保12年(1727)                                                                                     百人一首の和歌を俳諧化し、句にちなんだ絵を添える。本来の書名は『閏(うるう)の梅』。展示箇所の右は和泉式部の歌「あらざらむこの世の外の思ひ出にいまひとたびのあふ事もがな」を近世の遊里の情景に転じたもの。句は「能い客に今一度や見世涼」。作者は遊呈。絵は遊女が見世先で涼む様子を描く。

ちちのおん                                                                                                二代目市川団十郎編 英一蜂・小川破笠画                                                                                                            〔出版者不明〕 享保15年(1730)                                                                             歌舞伎役者の初代市川団十郎(俳名才牛(さいぎゅう))の二十七回忌追善集。追善句を収録するほか、物故役者六十余名の戒名と命日等を記し、それぞれに江戸座俳人の発句と英一蜂の絵を添える。才牛の発句には小川破笠画の絵(色摺と筆彩を併用)が添えられている。展示箇所は「伊勢物語/烏帽子着て遠くもゆかし草いきれ 才牛」。絵は野原と平安貴族の男女を描く。『伊勢物語』の武蔵野の段をふまえたもの。

そのきく                                                                                                  仙魚編 龍水ほか画                                                                                                                         万屋清兵衛 寛延4年(1751)                                                                                   歌舞伎役者の初代瀬川菊之丞(俳名路考(ろこう))の三回忌追善集。書名は後補題簽による。最終丁の裏に「江府 松葉軒」とあることから、万屋清兵衛版。劇界関係者や江戸座の俳人による追善句を収める。路考の詠んだ四季の発句にはそれぞれにちなんだ絵が添えられている。夏の句は「風荷ふ其身はいかに団扇うり 路考」、絵は月村画の団扇図(色摺)。冬の句は「ふしは照居なから月の名所哉 路考」、絵は英一蜂画の富士図。

国立国会図書館デジタルコレクションで公開されている資料です。「1-8 其菊 【洒竹文庫】」の解説が収録されています。                                                                                            *この資料は電子展示のみです。会場での展示はありません。

やまのさち                                                                                                秀国編 龍水画                                                                                                                         〔出版者不明〕 明和2年(1765)                                                                           色摺の動植物図にそれらを詠んだ句を添える。展示箇所は蝙蝠と胡瓜。「きうり 胡瓜 黄瓜」「かうもり 蝙蝠」とあり、蝙蝠の句を五句、胡瓜の句を一句載せる。『海の幸』(宝暦12年〈1762〉刊)の続編。

えほんゆるしのいろ                                                                                          一陽井素外編 北尾重政画                                                                                                                   蔦屋重三郎版 寛政7年(1795)                                                                        俳諧絵本。安永4年(1775)刊『絵本世都(よつ)の時』(須原屋市兵衛版)の求版改題本。四季折々の景を絵と発句で表現する。展示箇所は正月の景。中央に宝引(ほうび)きをする子供たち、左手に猿回しとそれを追う子供を描く。宝引きは数本の細縄から橙の実の付いた一本を引き当てた者に賞品を出す遊戯。句は「猿曳にひかれ歩行や町童 貞知」「宝引や其たのしみは釣こゝろ 一巴」「猿ひきや又も梅見の見知越 江島」。

おうそんがふ                                                                                    酒井抱一筆                                                                                                                          和泉屋庄次郎版 文化14年(1817)                                                                     酒井抱一の自撰画譜。色摺の二十五図からなり、そのうちの五図に発句が添えられている。抱一は姫路藩主酒井忠以(ただざね)の弟で俳諧や絵画に優れ、尾形光琳の画風を継承した。展示箇所は萩の図。句は「ゆふ露や小萩かもとの硯筥」。

国立国会図書館デジタルコレクションで公開されている資料です。86ページに「1-12 鶯邨画譜 【洒竹文庫】」で取り上げた「ゆふ露や小萩がもとの硯筥」の翻刻が収録されています。                                                                                            *この資料は電子展示のみです。会場での展示はありません。

第2章 戯作者と俳諧

 近世後期の代表的な戯作者である山東京伝(さんとうきょうでん)、柳亭種彦(りゅうていたねひこ)、曲亭馬琴(きょくていばきん)の著作活動について考えるとき、俳諧との関わりを無視することはできない。京伝と種彦の戯作には俳諧から得た材料や発想を活かした作品がある。俳諧への関心は近世前期の文化に対する考証的関心とも結びついており、種彦は考証随筆の執筆のために古俳書を多数収集していた。馬琴は長兄の滝沢興旨(おきむね)とともに俳諧師の吾山に師事し、興旨の没後に歳時記を編纂している。                                                                                                                                                                                                                     

 ここでは総合図書館が所蔵する京伝、種彦、馬琴の著作から俳諧と関連するものをとりあげる。京伝や種彦の著作にかかわる俳書や、種彦旧蔵の俳書についても紹介する。

きょうくんえきょうだい                                                                               山東京伝作・画                                                                                蔦屋重三郎・鶴屋喜右衞門・伊勢屋忠右衛門・平林庄五郎版 〔文化13年以降(1816)〕                                                                                                                                                                                                                                                      見立て絵本。寛政6年(1794)刊『絵兄弟』の改題改刻本。形の似たものを並べて兄弟に見立てる。自序に其角編『句兄弟』に倣う旨を記す。展示箇所は「兄 雪降道者(ゆきふりだうしや)」「弟 紙雛(かみひな)」。発句「青漆を雪の裾野や丸合羽 其角」「内裏雛人形天皇の御宇かとよ はせを」を添える。

くきょうだい                                                                                              其角編                                                                                                              井筒屋庄兵衛版 元禄7年(1694)                                                                                                  俳書。上巻は句合。古今の俳人三十九名の句に其角(晋子)の句を並べて兄弟とし、判詞を付す。一番は「兄 貞室/これはこれはとはかり花のよし野山」「弟 晋子/これはこれはとはかりちるも桜かな」。                                              

国立国会図書館デジタルコレクションで公開されている資料です。2-2で取り上げている句兄弟の翻刻が記載されています。*この資料は電子展示のみです。会場での展示はありません。

きんせいきせきこう                                                   山東京伝著 喜多武清画                                                                                         河内屋茂兵衞・前川六左衞門・前川忠右衞門版 文化元年(1804)                                                                                        考証随筆。近世前期の事物・人物等について、多数の文献や図像資料に基づいて考証。「榎本其角伝(ゑのもときかくのでん)」は其角の伝記、著書目録、印譜からなる。展示資料は森鷗外旧蔵書。

国立国会図書館デジタルコレクションで公開されている資料です。2-3で取り上げている近世奇跡考の翻刻(※刊年は異なる)が記載されています。*この資料は電子展示のみです。会場での展示はありません。

しょうびきん                                                                  其角編                                                                                                                           浅倉屋久兵衛・辻村五兵衞版 寛保3年(1743)                                                                                                俳書。展示資料は万屋清兵衛版を浅倉屋久兵衛・辻村五兵衞が再版したもの。其角の句「京町のねこ通ひけり揚屋町」は猫の恋の句を集めた『古麻恋句合』に収められている。

むすめきんぴらむかしえぞうし                                               柳亭種彦作 歌川国貞画                                                            鶴屋喜右衛門版 文政4年(1821)                                                                                                                    合巻。近世前期の俳人神野忠知の逸話に取材。類似する句(等類)を口絵に示す。2丁裏3丁表は「白炭(しらすみ)や焼(やか)ぬむかしのゆきのえだ 忠知(たゞとも)」「白炭(しらすみ)は焼(やか)ぬむかしのゆきのえだ 種友(たねとも)」。3丁裏4丁表は「似た物が女夫になるや二星 貞徳」「似たものが女夫になるや二星 初知」。それぞれの出典も記されている。*2-6は前期(10月1日~10月23日)のみ、2-7は後期(10月25日~11月27日)のみの展示となります。                                                               

国立国会図書館デジタルコレクションで公開されている資料です。2-7で取り上げている娘金平昔絵草紙の翻刻が記載されています。*この資料は電子展示のみです。会場での展示はありません。

はちんしゅう                                                           良保編                                                                                                                                                   〔出版者不明〕 〔寛文3年〕(1663)                                                                                                                                                                                                俳書。寛文3年(1663)自序。「白炭はやかぬむかしか雪の枝 種友」。『娘金平昔絵草紙』に引用された句の出典。*この作品は前期(10月1日~10月23日)のみの展示となります。

ふところご                                                                            重頼編                                                           〔出版者不明〕 万治3年(1660)                                                                                                                                                      俳書。「似た物か女夫になるや二星 貞徳」。『娘金平昔絵草紙』に引用された句の出典。*この作品は後期(10月25日~11月27日)のみの展示となります。                                                                       

おみなえしたとえのあわしま                                                 柳亭種彦作 歌川国貞画                                                                                  西村屋与八版 文政6年(1823)                                                                                                                                     合巻。作中に俳諧の点者「奈加川喜雲(なかがはきうん)」が登場。中川喜雲は近世初期の俳人で仮名草子の作者。貞徳に俳諧を学び、貞徳没後は貞室に師事した。

国立国会図書館デジタルコレクションで公開されている資料です。2-10で取り上げている女郎花喩粟島の翻刻が記載されています。*この資料は電子展示のみです。会場での展示はありません。

ぎょっかいしゅう                                                          貞室編                                                           敦賀屋久兵衞版 明暦2年(1656)                                                                   俳書。中川喜雲の句は本書以前から確認できるが、「喜雲」の号を専ら使用するようになるのは本書からとされる。展示箇所は「子の年の元日に」の題で「佐保姫を待上臈かよめかきみ 中川氏喜雲」。

ぞうきん                                                                       常矩編                                                                            〔出版者不明〕 〔延宝9年〕(1681)                                                                                                                               俳書。柳亭種彦旧蔵。内題「俳諧雑巾」。下巻は写本。識語「雑巾集 上発句 下附合 下ノ巻ヲ闕天保甲午春厚田仙果ノ蔵書ヲ以補フ 柳亭種彦」。下巻が欠けていたが、天保5年に門人の仙果の蔵書を借りて写したことがわかる。

たからぐら                                                          山岡元隣作                                                                                  秋田屋五郎兵衛版(寛文11年(1671))・梅村判兵衛版(元文4年(1739))                                                                                                                                                                                         俳書。柳亭種彦旧蔵。梅村判兵衛版(巻之一・巻之二)と秋田屋五郎兵衛版(巻之三~巻之五)の取り合わせ本。天保8年の種彦の識語がある。秋田屋版の題は「宝蔵」、梅村版(求版本)の題は「幸蔵」であることなどにふれている。

はいかいさいじき                                                                             曲亭馬琴編                                                                                 蔦屋重三郎・柏原屋清右衛門・永楽屋東四郎版 享和3年(1803)                                                                                                                                                                俳書。馬琴が長兄の興旨(俳号羅文(らぶん))の遺志を継いで編纂した歳時記。季語を四季別に分類し、月別に配列している。版元の蔦屋重三郎は二代目。

第3章 蔦屋重三郎の出版物

 江戸の版元、蔦屋重三郎(つたやじゅうざぶろう)(略称、蔦重)は寛延3年(1751)に生まれ、寛政9年(1797)に没した。号は耕書堂。吉原細見、絵本、戯作、富本節正本などの出版を手がけ、特に狂歌集の出版に力を入れた。自らも蔦唐丸(つたのからまる)の狂名を持つ。大田南畝(おおたなんぽ)、元木網(もとのもくあみ)、恋川春町(こいかわはるまち)、朋誠堂喜三二(ほうせいどうきさんじ)、山東京伝、唐来参和(とうらいさんな)、曲亭馬琴など、狂歌や戯作で活躍した人々との関わりも深い。寛政3年に洒落本を出版した咎で処罰されたが、その後も東洲斎写楽(とうしゅうさいしゃらく)の浮世絵を売り出すなど、商才にたけた版元だった。没後は番頭が二代目蔦重として店を継いだ。

ここでは二代目蔦重が手がけたものも含めて、蔦重版のさまざまな出版物を紹介する。寛政3年の筆禍については、曲亭馬琴『伊波伝毛乃記(いはでものき)』に記事がある。

〈うらしまがききょうやしまのじゅすい さるにかにとおいむかしばなし〉                                                                        恋川春町作・画                                                                             蔦屋重三郎版 天明3年(1783)                                                                            黄表紙。題簽に蔦屋の商標があり「大門口 つた屋」とある。浦島太郎や平家蟹、道成寺の伝説などに取材。作中に喜三二、芝全交、京伝、通笑、可笑など同時代の戯作者の登場する場面がある。春町は小島(おじま)藩士で小石川春日町に住んでいた。

国立国会図書館デジタルコレクションで公開されている資料です。                               *この資料は電子展示のみです。会場での展示はありません。

国立国会図書館デジタルコレクションで公開されている資料です。3-1『猿蟹遠昔噺』の翻刻が収録されています。                                                                                                            *この資料は電子展示のみです。会場での展示はありません。

つうしせん                                                                                         四方山人(大田南畝)作                                                                          蔦屋重三郎版 天明4年(1784)                                                                        狂詩集。『唐詩選』の七言古詩をもじった狂詩を収める。『唐詩選』のパロディ作品として、本書のほかに南畝編の『通詩選笑知』(天明3年刊)と『通詩選諺解』(天明7年刊)がある。いずれも蔦重版。

国書データベースで公開されている資料です。                                                              *この資料は電子展示のみです。会場での展示はありません。

国書データベースで公開されている資料です。3-2『通詩選』と同じく、『唐詩選』のパロディ三部作の一つ。書名は唐詩選の注釈書『唐詩選掌故』のもじり。                                                                 *この資料は電子展示のみです。会場での展示はありません。

国書データベースで公開されている資料です。                                                               *この資料は電子展示のみです。会場での展示はありません。

国立国会図書館デジタルコレクションで公開されている資料です。3-2『通詩選』と同じく、『唐詩選』のパロディ三部作の一つ。                                                                                      *この資料は電子展示のみです。会場での展示はありません。

国立国会図書館デジタルコレクションで公開されている資料です。『通詩選笑知』、3-2『通詩選』、『通詩選諺解』の翻刻が収録されています。(本資料では『通詩選』は『李不尽通詩選』、『通詩選諺解』は『狂詩諺解』という書名で収録されています)                                                                                                                                                      *この資料は電子展示のみです。会場での展示はありません。

よしわらさいけん                                                                                    立祗序 四方山人(大田南畝)跋                                                                      蔦屋重三郎版 天明4年(1784)                                                                        吉原遊廓の情報誌。天明4年7月版。刊記「天明四年甲辰七月吉日/改所 新吉原大門口 蔦屋徳三郎 小泉忠五郎/板元 通油町 蔦屋重三郎」。蔦重は天明3年9月に通油町(現在の東京都中央区日本橋大伝馬町)に店を持った。

むすこべや                                                                                                                                      山東京伝作・画                                                                                                                             蔦屋重三郎版 天明5年(1785)                                                                                                                                京伝の洒落本第一作。挿絵も北尾政演(まさのぶ)こと京伝自身が描いている。展示箇所は「思ひ切の事」の条の挿絵。

国書データベースで公開されている資料です。                                                                                                                  *この資料は電子展示のみです。会場での展示はありません。

国立国会図書館デジタルコレクションで公開されている資料です。3-4『令子洞房』の翻刻が収録されています。                                                              *この資料は電子展示のみです。会場での展示はありません。

わとうちんかい                                                                                                                           唐来参和作                                                                                                                          蔦屋重三郎版 天明5年(1785)                                                                                                              洒落本。四方山人(大田南畝)序。長崎の丸山遊廓で大明国の李滔天と通詞の和田藤内らが遊ぶ様子を描く。和田藤内は浄瑠璃『国性爺合戦』に登場する和藤内のもじり。

国立国会図書館デジタルコレクションで公開されている資料です。3-5『和唐珍解』の翻刻が収録されています。                                                                                                    *この資料は電子展示のみです。会場での展示はありません。

きょうかりっしゅんしょう                                                                      元木網編                                                                                       蔦屋重三郎版 天明4年(1784)                                                                                   歳旦狂歌集。外題「春興抄」。元木網は天明期を代表する狂歌人の一人。巻末に落栗庵月並会(木網主催の狂歌会)の兼題が記されている。天明4年刊『吉原細見』(展示資料3-3)の耕書堂蔵板目録に本書の広告がある。

せいろうひるのせかいにしきのうら                                                              山東京伝作・画                                                                           蔦屋重三郎版 〔寛政3年〕(1791)                                                                                                             洒落本。青楼(遊廓)の昼間の様子を描く。寛政3年に出版された本書と『仕懸文庫(しかけぶんこ)』『娼妓絹籭(しょうぎきぬぶるい)』は町奉行から絶版を命じられ、蔦重と京伝、検閲を担当した地本問屋行事らが処罰された。展示資料は第一次覆刻本。

東京大学デジタルアーカイブポータルで公開されている資料です。                                                *この資料は電子展示のみです。会場での展示はありません。                 

国立国会図書館デジタルコレクションで公開されている資料です。3-7『青楼昼之世界錦之裏』の翻刻が収録されています。                                                              *この資料は電子展示のみです。会場での展示はありません。

国立国会図書館デジタルコレクションで公開されている資料です。3-7『〈青楼昼之世界〉錦之裏』と共に絶版になった『仕懸文庫』、『娼妓絹籭』の翻刻が収録されています。                                                                             *この資料は電子展示のみです。会場での展示はありません。

ともなしざる                                                                                   五代目市川団十郎作                                                                        蔦屋重三郎版 寛政9年(1797)                                                                             歌舞伎役者五代目市川団十郎の狂歌・発句・随筆をまとめたもの。口絵も団十郎自身が描いている。三升・白猿は五代目団十郎の俳名。

国立国会図書館デジタルコレクションで公開されている資料です。3-8『友なし猿』の翻刻が収録されています。                                                                                                   *この資料は電子展示のみです。会場での展示はありません。

ちゅうしんすいこでん                                                                            山東京伝作 北尾重政画                                                                          蔦屋重三郎・鶴屋喜右衛門版 寛政11年(1799)                                                          読本。浄瑠璃・歌舞伎で知られた『仮名手本忠臣蔵』と中国小説『水滸伝』とを取り合わせて創作したもの。京伝が執筆した本格的な読本の第一作で、後期読本の嚆矢に位置づけられる。版元の蔦重は二代目。後編は享和元年(1801)刊。

国書データベースで公開されている資料です。                                                          *この資料は電子展示のみです。会場での展示はありません。

国立国会図書館デジタルコレクションで公開されている資料です。3-9『忠臣水滸伝』の翻刻が収録されています。                                                            *この資料は電子展示のみです。会場での展示はありません。

ばけくらべうしみつのかね                                                                       曲亭馬琴作                                                                          蔦屋重三郎版 寛政12年(1800)                                                                    読本浄瑠璃。化物の世界で繰り広げられる恋愛と陰謀の物語を浄瑠璃の形式であらわしたもの。版元の蔦重は二代目。

国立国会図書館デジタルコレクションで公開されている資料です。3-10『化競丑満鐘』の翻刻が収録されています。                                                                  *この資料は電子展示のみです。会場での展示はありません。

第4章 出版統制と戯作

 老中水野忠邦が主導した天保の改革下では、歌舞伎や戯作、浮世絵などの娯楽文化が厳しく弾圧された。天保12年(1841)12月の「絵草紙幷人情本好色本等風俗ニ拘候儀三廻調書」(『市中取締類集』書物錦絵之部)では、色摺の表紙を持つ合巻と「色情之義」を綴る人情本が問題視されている。天保13年6月、人情本は絶版を命じられ、作者の為永春水は手鎖に処せられた。同月には長編合巻『偐紫田舎源氏(にせむらさきいなかげんじ)』も絶版を命じられている。作者の柳亭種彦は同年7月に死去し、『偐紫田舎源氏』は未完に終わった。

合巻は美麗な表紙と豊富な挿絵を持つ娯楽小説であるが、天保の改革下では多色摺が禁じられ、芝居の趣向を綴ることや挿絵に歌舞伎役者の似顔絵を描くことも禁止された。天保末期から弘化期に出版された合巻には、作り手による自主規制の実態を見ることができる。

おみなえしごしきせきだい                                                          曲亭馬琴作 三代目歌川豊国画                                                     和泉屋市兵衛版 弘化4年(1847)                                                                                          合巻。表紙は濃淡の墨を基調とする。天保13年(1842)6月の町触で、合巻の表紙や袋に多色摺を用いることが禁じられた。本書にはその影響が認められる。                                                          

しゅんしょくうめごよみ                                                                                        為永春水作 柳川重信画                                                       大島屋傳右エ門、西村屋与八版 天保3年(1832)                                                                                            人情本。春水の代表作の一つ。唐琴屋の養子丹次郎と許婚のお長、恋人の芸者 米八(よねはち)らの恋愛模様を描く。展示箇所は中ノ郷の裏長屋に逼塞している丹次郎のもとを米八が訪れた場面。

にせむらさきいなかげんじ                                                                                         柳亭種彦作 歌川国貞画                                                                  鶴屋喜右衛門版 文政14年(1831)                                                                         合巻。『源氏物語』を中世の武家の物語に翻案した作品。桐壺帝にあたる人物は将軍東山義正、光源氏にあたる人物は義正の次男光氏(みつうじ)として登場する。四編の口絵は夕顔の巻に基づく場面。黄昏(たそがれ)は夕顔にあたる人物。五編の口絵「偐紫田舎源氏系図」は作中人物の系図。人物を今戸焼の人形で表現している。                                                       

第5章 近現代の作家と戯作

 明治生まれの作家にとって、江戸の戯作は身近な存在だった。明治6年(1873)生まれの泉鏡花は、『いろ扱ひ』(明治34年)や『草双紙に現れたる江戸の女の性格』(明治44年)において、自らの愛好する合巻の登場人物について述べている。明治12年生まれの永井荷風は、日記に「今余の再読して批評せむと思へるもの」として人情本「梅暦 為永春水著」「湊の花 為永春水著」をあげている(『断腸亭日乗』大正6年12月31日)。荷風の小説『すみだ川』には主人公が人情本の一場面を思い出すくだりがあり、『散柳窓夕栄』では戯作者の柳亭種彦を主人公としている。

 幕末に人気を博した合巻『児雷也豪傑譚(じらいやごうけつものがたり)』は、歌舞伎や映画、マンガなど多様な媒体に受容された。現代のマンガ『NARUTO』にも『児雷也豪傑譚』に源流を持つキャラクターが登場する。

すみだがわ                                                          永井荷風作                                                                  籾山書店 明治44年(1911)                                                                    荷風の代表作の一つ。初版は明治44年。学生の長吉は幼なじみのお糸と別れ、失意のなかで役者になることを考えるが、頼りにしていた伯父に意見されて絶望する。あてもなく歩いて中ノ郷竹町にいたった長吉は、人情本の『梅暦』(『春色梅児誉美』)で米八が丹次郎を訪れた場面を思い出す。

国立国会図書館デジタルコレクションで公開されている資料です。                                                        *この資料は電子展示のみです。会場での展示はありません。

ちるやなぎまどのゆうばえ                                                   永井荷風作                                                     籾山書店 大正3年(1914)                                              舞台は天保13年6月の江戸。旗本で戯作者の柳亭種彦の最後の日々を描く。物語は『偐紫田舎源氏』の版元の鶴屋喜右衛門が種彦の弟子の柳下亭種員(りゅうかていたねかず)とともに種彦の帰りを待つ場面から始まる。各章の冒頭には山東京伝の見立て絵本『小紋新法』などから得た図案が配されている。

国立国会図書館デジタルコレクションで公開されている資料です。                                                        *この資料は電子展示のみです。会場での展示はありません。

くさぞうしにあらわれたるえどのおんなのせいかく                                                                                       泉鏡花作                                                                  筑摩書房 昭和41年(1966) (『泉鏡花集』(明治文学全集21))                                          初出は明治44年。鏡花は合巻『児雷也豪傑譚』の綱手(つなで)と『白縫譚(しらぬいものがたり)』の若菜姫に「江戸児気質」を見出し、称賛している。『児雷也豪傑譚』は天保10年刊の初編から慶応4年(明治元年)刊の四十三編まで続き、『白縫譚』は嘉永2年の初編から明治18年の七十一編まで続いた。七十二編~九十編は活字翻刻のみが残る。

※ジャパンナレッジ上で公開されている『明治文学全集』へのリンクです。アクセスにはログインが必要です。

青空文庫で公開されているテキストです。                                                 *この資料は電子展示のみです。会場での展示はありません。

5-4 白縫譚 十七編/5-5 白縫譚 二十編/5-6 白縫譚 三十編 【いずれも青洲文庫】

しらぬいものがたり                                                                          (十七編)柳下亭種員作 二代目歌川国貞画  藤岡屋慶治郎・柳下亭版 嘉永7年(1854)                                                                                           (二十編)柳下亭種員作 二代目歌川国貞画  藤岡屋慶治郎・柳下亭版 安政2年(1855)                                                                                         (三十編)柳下亭種員作 二代目歌川国貞画  広岡屋幸助版 安政7年(1860)                                                                                                 合巻。大友宗麟の遺児若菜姫を主人公とする伝奇小説。若菜姫は蜘蛛の妖術を操り、菊地家と太宰家の転覆を企てる。十七編の表紙は若菜姫と鳥山秋作を、二十編の表紙は若菜姫と海賊阿修羅丸を描く。若菜姫の衣裳は蜘蛛の巣の模様。三十編の挿絵(15丁裏16丁表)は若菜姫が妖術を使って阿修羅丸から大友の系図を奪い返す場面。絵の余白に文章がびっしりと書かれている。                                                                                                                                            

5-7 白縫譚 四十三編 【青洲文庫】/5-8 白縫譚 四十三編草稿本

しらぬいものがたり                                                                                            (四十三編)二代目柳亭種彦作 一蕙斎芳幾画  広岡屋幸助版 元治元年(1864)                                                                                           (四十三編草稿本)二代目柳亭種彦作  元治元年(1864)                                                                                                   展示箇所は菊地家当主の弟亀谷多門之助光行と菊地家の家臣鳥山秋作が茶店に憩う場面。太宰家の家臣鷲津六郎が二人の前に立ち、右手に芸者のお夏の姿が見える。版本では衣服に「光」「秋」「六」「夏」のように名前の一字を記している。草稿本の下絵は作者によるもので、「あさがほ 夏のところ」「立場の下女」「どびん」など、画工への指示が朱筆で記されている。                                                                                                                                     

5-9 児雷也豪傑潭 初編(改版本)

じらいやごうけつものがたり                                                                                  美図垣笑顔作 香蝶楼国貞画  和泉屋市兵衛版 嘉永6年(1853)                                                                                                合巻。初版は天保10年刊。嘉永5年7月に歌舞伎『児雷也豪傑譚話(じらいやごうけつものがたり)』が上演されたことをうけて表紙を新調し、挿絵等に手を加えた改版本。展示資料の『児雷也豪傑譚』は旧蔵者により一編ずつ合綴され、後補の表紙と裏表紙に蝦蟇の絵が描かれている。                                                                                                                   

5-10 児雷也豪傑潭 七編

じらいやごうけつものがたり                                                                                  美図垣笑顔遺稿 一筆庵主人作 三代目歌川豊国画  和泉屋市兵衛版 弘化4年(1847)                                                                                                                           児雷也は滅亡した尾形家の遺児で、仙素道人(せんそどうじん)から伝授された蝦蟇の妖術を操る。展示箇所は児雷也が上使と偽って月影家に入り、正体を現した後、巨大な蛙に変じて館を押し潰す幻を見せる場面。

5-11 NARUTO-ナルト- 14巻

岸本斉史著  集英社 平成14年(2002)                                                                                          木ノ葉隠れの里の少年忍者ナルトを主人公とする物語。展示箇所は大蛇を操って里をおびやかす大蛇丸(おろちまる)を退けるため、自来也(じらいや)が巨大な蝦蟇とともに登場する場面。                                                                                                                         

5-12 児雷也豪傑譚 十二編

じらいやごうけつものがたり                                                                     柳下亭種員作 三代目歌川豊国画  和泉屋市兵衛版 嘉永3年(1850)                                                                                        児雷也に敵対する悪賊の大蛇丸は蛇に守られており、児雷也を将来の夫と慕う綱手は蛞蝓(なめくじ)の術を操る。児雷也・綱手・大蛇丸は、蝦蟇が蛞蝓に勝ち、蛞蝓が蛇に勝ち、蛇が蝦蟇に勝つ三すくみの関係にある。
5-13 NARUTO-ナルト-19巻
岸本斉史著  集英社 平成15年(2003)                                                          忍者の自来也・綱手・大蛇丸はそれぞれ巨大な蝦蟇・蛞蝓・蛇を操る。展示所は自来也と綱手が大蛇丸と対峙してにらみ合う場面。

資料解説にかかわる主要参考文献

タイトル

【終了しました】 展示会・記念講演会について

開催期間:2024年10月1日(火)~11月27日(水) ※10月24日を除く ※終了しました

時間:平日 9:00-22:30 ,土日祝日 9:00-19:00

開催場所:東京大学総合図書館1階 展示スペース及びオープンエリア

総合図書館へのアクセス総合図書館へのアクセスページをご覧ください

展示会図録:こちらからダウンロードできます(PDF形式)


  • 10/24(木)は総合図書館の閉館日のため、展示はご覧になれません。
  • 総合図書館の開館時間中であれば、いつでもご覧いただけます。
  • 急な閉館や開館時間の変更が発生する場合は、総合図書館のウェブサイトでご案内します。


来場に際して

  • 学内の方・学外の方いずれも、展示会観覧のための事前予約は不要です
  • 入場無料です
  • 学外者の方が、展示会観覧目的以外(資料の利用や見学)で総合図書館に入館するには一定の手続きが必要です。詳しくは以下のページをご確認ください。

   https://www.lib.u-tokyo.ac.jp/ja/library/general/user-guide/outside/gakugai


【終了しました】 記念講演会 「俳諧と戯作―響き合う絵とことば」

本展示会の開催を記念し、展示の監修を務められた佐藤至子教授による講演会を開催いたします。本講演では、展示資料を含めた俳諧・戯作を<見る>楽しさと、江戸時代の出版文化の多様性やその魅力についてお話しいただきます。


  • 日時:2024年10月25日(金) 18:00~20:00(開場:17:30)
  • 会場:東京大学総合図書館大会議室(オンラインでの配信も行います)
  • 定員:会場参加 70名 / オンライン参加 1000名 ※定員に達し次第締め切ります。


講演会参加には事前申込みが必要です。会場参加・オンライン参加は別々に受け付けます。学外・学内を問わずお申込みいただけます。 

お申込みについては以下のページをご覧ください。


【10/25】附属図書館特別展示 記念講演会 「俳諧と戯作―響き合う絵とことば」

https://www.lib.u-tokyo.ac.jp/ja/library/contents/event/20241025

関連リンク

お問い合わせ

本展示会に関するご質問やご意見は、以下にお送りください。

 東京大学附属図書館展示委員会

 utl-tenji-group@g.ecc.u-tokyo.ac.jp