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讃岐国金毘羅山象頭山金毘羅神社絵図 / 国立公文書館所蔵

金刀比羅宮

香川県仲多度の象頭山(ぞうずさん)に鎮座する、海上交通、漁師を守護する神社

香川県仲多度(なかたど)郡琴平(ことひら)町の象頭(ぞうず)山(琴平山)に鎮座する神社。旧国幣中社。祭神は大物主命(おおものぬしのみこと)、崇徳(すとく)天皇。社伝によれば長保3年(1001)の創建という。古来、象頭山金毘羅大権現(ぞうずさんこんぴらだいごんげん)と称され、金毘羅はサンスクリット語「クンピーラ」の漢訳語で、ガンジス川にすむ鰐(わに)を神格化した水神を意味する。それが当宮の別当金光院松尾(こんこういんまつお)寺の守護神とされ、神仏習合して金毘羅大権現を称し、海上安全、海難救助、雨乞いの祈願所となった。室町時代に瀬戸内海交通の発達や塩飽(しわく)水軍などの活躍で信仰がひろまる。江戸時代以降は各地に勧請され、金毘羅講を組織しての金毘羅詣は全盛を極めた。『金毘羅参詣名所図会』など道中案内記が刊行され、門前町も栄えた。象頭山に壮麗な社殿が建ち並び(表書院、四脚門、奥書院、旭社は国指定重要文化財)、金光院に滞留した文人による書画など多くの文化財を所蔵。広い境内には全国各地の金毘羅講中が寄進した鳥居・石灯籠・標石・参道敷石・石垣などがみられる(金毘羅庶民信仰資料)。例大祭は10月9-11日の「おとうにんさま」とよばれる金刀比羅祭で、華麗な行列の渡御で有名。ほかに桜花祭(4月10日)、田植祭(4月15日)などがあり、蹴鞠(けまり)の行事も伝わる。

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  • 金刀比羅宮境内にある。文部省技師・久留正道の設計により明治38年(1905)に建てられた。初期は「金刀比羅宮 博物館 一号館」と称した。

  • 天保6年(1835)に建てられた芝居小屋(国指定重要文化財)。「四国こんぴら歌舞伎大芝居」が開催される。

  • 東京都港区虎ノ門1丁目に所在。万治3年(1660)讃岐国丸亀藩主京極高和が、領内の金刀比羅宮の分霊を当時藩邸があった芝・三田の地に勧請、延宝7年(1679)現在地に遷座。画像は国立国会図書館デジタルコレクションの『江戸名勝図会 虎の門』(著者:広重)。

  • 国立国会図書館は、国会に属する唯一の国立の図書館です。国内外の資料・情報を広く収集・保存して、知識・文化の基盤となり、国会の活動を補佐するとともに、行政・司法及び国民に図書館サービスを提供しています。                                             

  • 独立行政法人国立公文書館は、国の行政機関などから移管を受けた歴史資料として重要な公文書等を保存管理しています。当館は、その保存実務から一般利用まで広く事業を行うことにより、歴史資料として重要な公文書等の適切な保存と利用を図ることを目的とした施設です。

  • 国文学研究資料館は、国内各地の日本文学とその関連資料を大規模に集積し、日本文学をはじめとする様々な分野の研究者の利用に供するとともに、それらに基づく先進的な共同研究を推進する日本文学の基盤的な総合研究機関です。創設以来40年以上にわたって培ってきた日本の古典籍に関する資料研究の蓄積を活かし、国内外の研究機関・研究者と連携し、日本の古典籍を豊かな知的資源として活用する、分野を横断した研究の創出に取り組みます。

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  • 金刀比羅宮の由緒、建物、行事、参詣ガイドなどを掲載。金刀比羅宮には表書院・宝物館・高橋由一館で構成される金刀比羅宮博物館があり、各種文化財を展示する。高橋由一館は油絵27点を収蔵。

  • 「金毘羅」の頁で関連絵図および古文書が閲覧できる。

参考文献

  1. 歴史学研究会 編,岩波書店