
平安時代に上流階級が蒸し風呂に入浴する際に着用した、麻の湯浴み着「湯帷子(ゆかたびら)」が原型。室町時代末期には、湯治中の武家や公家に「温泉見舞」として浴衣を贈る風習があった。
やがて、江戸時代前期の元禄期(1688~1704年)頃、木綿地と銭湯の普及により、一般にも湯上りに木綿の浴衣が使われるようになり、「ゆかた」の呼称が定着。また、江戸時代には、庶民の夏の部屋着や簡便な日常着、雨や雪、塵除けのための合羽のかわりなどの用途で浴衣が使われていたという記録がある。一方で、江戸時代前期から盆踊りや祭礼の衣装としても利用されていた。江戸時代から伝わる浴衣の伝統的な染色技法に、「長板中形」と呼ばれる技法がある。「長板中形」は、三間半(約6.5メートル)の長い板に木綿の生地を貼り、その上に型紙をのせて生地の両面に糊で型付けし、天然藍に浸して染める。
明治時代に入ると、長板に生地を広げ、型紙をのせて糊付けした後、さらにその上から新しい生地を広げ、生地と糊を重ねる「注染(ちゅうせん)」という染色方法が発明されたことで浴衣は大量生産が可能になり、夏の日常着として流行をみせた。
現代では、機械によるプリント染めが主流となったが、夏祭りや盆踊り、花火大会などの行事、夏の外出時、温泉地などで広く着用されている。
関連するひと・もの・こと
女性美を主題に描いた絵画で、江戸から明治にかけては「美人絵」「女絵」などと呼ばれていた。浴衣姿の女性がよく描かれる。
江戸時代に盛行した浮世絵の中でも、多色刷りの木版画の総称。夢二も錦絵と同じ仕組みで、彫師・擦師と分業して多色刷り木版の制作を行なった。浴衣姿の人物が描かれた作品が多く残る。
季語で見る日本の夏を代表する風物
「着物」と呼ばれる日本の民族衣装の基になった衣服。鎌倉時代以降は武士から庶民に至るまで浸透した。
江戸時代は男女児と元服前の女性が着用し、現在は若い女性の晴着となっている
日本においてはタデ科のタデアイという植物で染めた物、あるいはその技法を指す。
古代から続く日本の染物と織物。江戸時代にその文化が開花した。
柄の先に扇部分が付いた道具。緯度の低い暑い地域を中心に世界各地で使われている。
本で知る
稀書複製会 編,米山堂
江戸時代の雛形本に収録された浴衣の模様。好みの模様を注文できる。
稀書複製会 編,米山堂
江戸時代の雛形本に収録された浴衣の模様。好みの模様を注文できる。
石川流宣(画),大和絵師石河流宣(書画筆工),井筒屋 三右衛門
江戸時代中期の浮世絵師、石川流宣が著した絵草紙。塵除けとして浴衣が使われている。
弄花 纂緝,文窗 校正
江戸時代後期に刊行された箱根七湯(湯本、塔之沢、堂ヶ島、宮ノ下、底倉、木賀、芦之湯)の案内本。温泉場で浴衣を着用する人々の姿が描かれている。
暁鐘成, 山川澄成 著,天保元人 編,忠雅堂
上野松坂屋/作 : うえのまつざかや,東京上野松坂屋いとう呉服店
木村荘八 著,毎日新聞社
東京婦人会 編,岡村書店
喜田川季壮尾張部守貞 誌,写
もっと知りたい
江戸時代後期(18世紀後半)の浴衣。
清水幸太郎 (1897 - 1988),SHIMIZU, Kotaro (1897 - 1988)
清水幸太郎は、大正から昭和時代の染織家。人間国宝。明治30年1月28日生まれ。浴衣を染める長板中形(ながいたちゅうがた)の型付けの技術で評価された。
松岡たま 他,東京国立博物館
有松鳴海絞は、愛知県の有松・鳴海地域を中心とした地域で、江戸時代から生産されている絞り染め。尾張藩が藩の特産品として保護したことから名産品となり、旧東海道を行き交う旅人に人気を博した。多種多様な技法が考案され、括りの技法は百種類にも及ぶ。
明治17年(1884)に黙阿弥が亡父・勘兵衛の五十年忌法要に際し、柴田是真の下絵をもとに堀田原の竺仙で染めさせ、五十年忌と白浪作者にちなむ「五十の浪」と名づけて門弟等に配ったもの。残った一反は糸が河竹繁俊のために仕立てさせたという。大正12年(1923)の大震災の際、火の粉を避けて一家は逃げ出したが、三日後に繁俊が奇跡的に焼失をまぬがれた箪笥の中からこの浴衣地を見つけ出し、大正14年(1925)、「五十の浪」を表紙に印刷した『黙阿弥全集』が発行された。
小さな浴衣地の布切である。一方は「三升・寿の字海老・牡丹」、もう一方は「斧・菊・五」の模様で、黙阿弥が特に明治期に入って作品を提供した九代目市川團十郎と五代目尾上菊五郎にちなむ意匠である。黙阿弥は凝った模様の手拭布等も収集し、貼り交ぜ帖を制作する道楽があったので、そのための用意だったか。ともに河竹繁俊の筆で「糸女より」と記される袋に入っており、父の作品で活躍した両優にたいする糸女の思いが伝わる。
清水幸太郎/型付
清水幸太郎/型付
杉原信彦,京都国立博物館 Kyoto National Museum
金沢くらしの博物館
制作者 新潟大学人文学部 カラー 35mm
1960年代(撮影2005年) 長岡市旧山古志村- 民具:子ども用(数量1寸法960×970) 『旧山古志村民俗資料目録』:分類番号1衣・食・住 (1)衣 (A)服物 資料番号991
金沢くらしの博物館
旧所有者(縫製),金沢くらしの博物館
制作者 新潟大学人文学部 カラー 35mm
1960年代(撮影2005年) 長岡市旧山古志村- 民具:子ども用(数量1寸法960×970) 『旧山古志村民俗資料目録』:分類番号1衣・食・住 (1)衣 (A)服物 資料番号991
見本地
際物 その他・都団扇
際物 その他・都団扇
作成:楢崎絞店
昭和時代。浴衣 木綿 絞り染め。
竹久夢二/上田龍耳歌,金沢湯涌夢二館
竹久夢二/上田龍耳歌。大正14年か。
竹久夢二,金沢湯涌夢二館
竹久夢二。昭和3年(1928)6月。
絵画に描かれた浴衣
鈴木春信、なし
江戸時代(18世紀中期)。
喜多川歌麿筆,By Kitagawa Utamaro (1753?-1806),東京国立博物館,Tokyo National Museum
江戸時代(18世紀)。浮世絵師、喜多川歌麿が女性を描いた版画。この「婦人相學十躰」は、女性の外見から判断し、そのキャラクターを10のタイプに描き分けようというシリーズ。湯上りの浴衣姿の女性が、手をふきながらどこかよそをちらりと見ている。歌麿はこれを「浮気の相」(浮気っぽい女性の外見)として描いているが、この時代の「浮気」とは、気がよそに惹かれている、うわついて落ち着きがない、というくらいのニュアンスもあったようだ。
喜多川歌麿筆,By Kitagawa Utamaro (possibly 1753–1806),東京国立博物館,Tokyo National Museum
江戸時代(18世紀)。「娘日時計」は、浮世絵版画のシリーズ。「辰の刻(たつのこく)」(午前8時頃)から「申の刻(さるのこく)」(午後4時頃)のあいだの若い女性の生活の場面を描いたもの。この作品では、2人の若い娘が描かれている。立ち姿の一人は口に房楊枝(ふさようじ・今でいう歯ブラシ)をくわえている。縞もようの浴衣は着崩れて、胸元があらわになっており、いかにも寝起きといった雰囲気。青い朝顔の鉢を持つ女性は、洗面のためか肩に手ぬぐいをかけている。
春章〈1〉,中村座,- なし ,花川戸のかみゆひかんざしの甚五郎実ハ三保谷の四郎くめとしヵ〈2〉市川 門之助
天明2年( 1782)。本図で二代目市川門之助が手に持つのは髪結の道具入れで、ここから髪結役を演じた時の絵だと考えられる。門之助が髪結を演じた上演を探すと、上記上演に行き当たった。天明初年頃は春章の落款が楷書体から行書体に移行する時期にあたり、その点を考慮すると微妙なところであるが、現在は他に手掛りもなく、上記上演時のものと推定しておきたい。くめとしは、髪結かんざしの甚五郎に身をやつして景清探索に乗り出す。この時の門之助の扮装は、大名縞の単物に肩と裾に四つ紅葉と抱き若松を染め抜いたもので、大変評判をとり、女性たちの間では、この染めの浴衣を着て湯に行くのが流行となったという。
勝川春英筆,By Katsukawa Shun'ei (1762–1819),東京国立博物館,Tokyo National Museum
江戸時代(18世紀)。『源氏物語』「若菜上」の猫が御簾を開けて始まる柏木(かしわぎ)と女三宮(おんなさんのみや)の恋のエピソードを想起させる画面。浮世絵でも見立絵として多く描かれましたが、ここでは猫が御簾でなく湯上り美人の浴衣の裾を開いています。ちらりと肌を見せるきわどい描写は「あぶな絵」とよばれました。
歌川広重,Utagawa Hiroshige
天保4-5年(1833-34)。現在の愛知県名古屋市緑区にあたる。鳴海の名物であり地場産業でもあった有松絞りに因んだ図。街道沿いに建つ2軒の店はいずれも有松絞りを商う店である。2階建ての立派な蔵造りの店構えはこの村がいかに有松絞りで潤っていたかを窺わせる。手前の店を見ると客人が腰をかけ店主と何やら話にふけっており、暖簾には広重の「ヒロ」の組み合わせた家紋があしらわれている。2組の旅人たちはこうした店には目もくれず歩みを進めている。
豊国,上金
安政2年(1855)。
房種,藤慶
文久2年(1862)。
豊国,ゑひすや
万延1年(1860)。
,,,豊国[3],,
黒田清輝筆,By Kuroda Seiki (1866-1924),東京国立博物館,Tokyo National Museum
明治30年(1897)。箱根芦ノ湖畔で描かれた作品。モデルとなった夫人の回想によれば、この作品は黒田が連日、湖畔で水を描く研究をしていた折に生まれたという。浴衣の色、柄が水と通い合い、静かな湖水と穏やかな女性の表情が呼応している。This painting was created in 1897 at Ashinoko Lake in Hakone, which Kuroda visited for a summer retreat with his future wife, Teruko. This work is characterized by its invigorating and uncomplicated style. It has been featured on stamps and in textbooks, making this work familiar to many Japanese. (黒田記念館特別室解説パネル)
栃木県立美術館
橋本邦助《微酔》明治42年(1909年)。 《微酔》は、その第3回展に出品された作品です。涼し気な絞りの浴衣を着た女性は、左手にうちわを持ち、少し火照った様子で目元とほほをほんのり赤く染めています。タイトルにもあるように、少しお酒を飲み、ほろ酔い気分でいるのでしょうか。左上には、「波志毛登(はしもと)」と、自らの名前に当て字をした印がみられます。じっくり見てみると、実際には印鑑ではなく、筆で丁寧に描かれている「書き印」であることがわかります
橋口五葉/画
大正9年(1920)。
伊東深水 、伊勢辰
大正14年(1925)。
寺内万治郎 (1890 - 1964),TERAUCHI, Manjiro (1890 - 1964)
昭和10年(1935)。
戸張孤雁 TOHARI Kogan,Girl in Yukata,watercolor on paper
制作年不詳。
清長,永寿板 西村屋 与八
清長,永寿板 西村屋 与八
鳥居清長筆,By Torii Kiyonaga (1752–1815),東京国立博物館,Tokyo National Museum
<p>「風俗東之錦」は、すらりとした体形の美人画を得意とした鳥居清長による20枚揃のシリーズ。本図では、子どもをあやす母親と、浴後の女性が描かれています。子どもは、市川団十郎にあやかって三升@みます@模様を着て、腰にはお守りや迷子札を入れる巾着を下げています。<br /></p>
型紙
大阪府で使用されていた浴衣用型紙。
大阪府で使用されていた浴衣用型紙。
大阪府で使用されていた浴衣用型紙。
大阪府で使用されていた浴衣用型紙。
埼玉県草加市で使用されていた浴衣用型紙。
埼玉県草加市で使用されていた浴衣用型紙。
埼玉県草加市で使用されていた浴衣用型紙。
埼玉県草加市で使用されていた浴衣用型紙。
反物
図案
写真資料
埼玉県越谷市大間野町。
埼玉県越谷市。
塩田平の西辺に位置する別所温泉地区には、「岳の幟」と呼ぶ雨乞〔あまご〕いの祭りが伝わっています。この塩田地方は昔から水不足で大変悩まされてきた所で、灌漑〔かんがい〕用の溜〔ため〕池も多く造られ、雨乞い行事もいろいろ行われてきました。<br>言い伝えによると、室町時代の永正〔えいしょう〕年間(16世紀初め)に大きなひでりが続いて、水は涸れ〔か〕れ作物はほとんど緑を失ってしまう有様に、村人は村の西にそびえる夫神岳〔おがみたけ〕(標高1250m)の山の神様に雨乞いの祈願をしたところ、恵みの雨が降り作物がよみがえりました。喜んだ村人はそのお礼として、夫神岳の山頂に祠〔ほこら〕を建て九頭竜〔くずりゅう〕神をお祀〔まつ〕りして、毎年各家で織った布を奉納し、感謝と祈願をしたのが初めとされています。<br>また、塩田地区ではもともと祇園祭に出されてきた竜型の三頭獅子と、子供が踊るささら踊りとがセットになっている所が多くありました。痛んだ獅子面を新調した昭和9年以降、岳の幟と祇園祭の期日が近いことから岳の幟・三頭獅子・ささら踊りを一緒に行うことにして、それがしきたりになりました。<br>祭日は例年7月15日(近年その日に近い日曜に変更)として、別所の上手〔わで〕・院内〔いんない〕・大湯〔おおゆ〕それに昭和49年大湯から独立した分去〔わかされ〕の四地区で、輪番〔りんばん〕に幟の役に当ります。夜明前に、上部に笹のついた竹竿と巻いた布を担いで夫神岳に登り、日の出と共に九頭竜神の石祠に布と神酒を供え、郷中の安全と五穀豊饒〔ごこくほうじょう〕を祈ります。<br>青竹に一反の浴衣〔ゆかた〕地や布団〔ふとん〕地を結んでつるし、この華やかな彩りの幟に神霊を寄りつかせて、これを押し立てて里に下り、塩水〔しおみず〕地籍で待っている神主や氏子総代に迎えられ、手替〔てがわ〕りの人たちに幟を渡します。<br>支度を整えて日影公民館に待機をしていた三頭獅子とささら踊りの一行がそれに加わり、行列をつくり温泉街を一巡します。長寿園前・石湯前・大湯前・相染閣〔あいぜんかく〕前の四カ所で、笛・太鼓の囃子に合わせて、竜頭青面の雄獅子二頭と竜頭赤面の雌獅子一頭が、両手に持つ撥〔ばち〕で腰太鼓を打って踊ります。この三頭獅子は上田小県地方には多くみられますが、これから西の方にはなく、大切な地域の特色をみせています。<br>ささら踊りは、竹の枠に牡丹〔ぼたん〕の造花をつけた花笠をかぶり、浴衣〔ゆかた〕を裾〔すそ〕短かに着て水色のたすきをかけ、黄色の手甲脚絆〔きゃはん〕に赤緒のいつけ草履〔ぞうり〕をはき、鼻筋に白粉〔おしろい〕を塗った小学校中学年以上の女子が演じます。はじめささらを逆に持ち、柄を打ち合わせながら輪になり、本唄に入ってささらを持ち替えて摺〔す〕ります。<br>この九番ある唄は獅子唄として関東地方に多く似た唄がありますが、別所を含めた塩田川西地区では三頭獅子に唄がつかず、集団で華やかさを盛り上げるささら踊りで歌われています。こうして、最後は別所神社の神前に捧げて終ります。この幟に用いた反物で浴衣や布団を仕立て身につけると、年中無病息災で暮せると言い伝えられています。<br>なお、夫神岳山頂に祠〔ほこら〕を建てる時に、別所と青木村夫神のいずれに向けるか協議の末、牛(別所)と馬(夫神)を山へ駆け登らせて、歩くことの遅い牛が勝って別所の方へ向けたという話も伝えられています。<br>色鮮やかな幟を申し立てて下山する岳の幟一反の布地に別布を付け足し竜の形にみせる幟大うちわを持つ天狗のつかない別所の獅子踊り華やかな「ささら踊り」
角田勝之助 モノクロ 35mm
1960年代半ば(推定) 福島県会津若松市 温泉街 浴衣姿の二人の男性
撮影者不明 モノクロ プリント115×77mm
1940(昭和15)年 福島県金山町 B家アルバム(1918~1919年頃より戦後まで)より B家浴衣姿の女性とこどもたち
中俣正義 カラー 6×7 ポジフィルム
1980年代(推定) 佐渡市 涼しい色合いの浴衣に、おけさ笠をみにつけて踊る女性たち。
発行:主婦之友社
発行:主婦之友
小出町写真館 モノクロ ガラス乾板 107×82
1900~1925(明治33~大正14)年 魚沼市(北魚沼郡小出町) スタジオ撮影 男性2人 男性(和服、浴衣、手にステッキ) 座る男性(和服、浴衣、手に団扇)
角田勝之助 モノクロ 35mm
1972(昭和47年)8月 場所不明 浴衣を着た少女
片桐恒平(山古志) モノクロ 35mmネガフィルム
1978年(昭和53年)8月15日 長岡市山古志大久保 大久保地区の盆踊り 浴衣を着た女児たち
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江戸の昔から、夏の装いとして広く着られるようになった浴衣。静岡県浜松市は、日本有数の浴衣の生産地です。独特の色合いは、この地に伝わる染色技術、注染(ちゅうせん)そめによって生まれます。<br><br>(この動画は、2014年に放送したものです。)
有松・鳴海絞りは、愛知県名古屋市にある有松・鳴海地域を中心に生産される絞り染めです。江戸時代に、旧東海道を行き交う旅人の土産物として人気となりました。有松・鳴海絞りの特徴はその絞りの技法の多彩さにあります。職人それぞれが得意な技法を持ち、その数は100種類以上あると言われています。<br><br>(この動画は、2013年に放送したものです。)
柏原市は大阪の東、河内地方にあります。市の面積の3分の2を山間部が占めます。その斜面を利用しブドウ栽培が盛んで、夏から秋にかけては、多くの人々が訪れブドウ狩りを楽しんでいます。地場産業は、浴衣や手ぬぐいなどの「手染め」です。「手染め」は、ぼかしや細かい模様など独特の味わいのある高級品として全国に出荷されてます。秋には「河内音頭おどり全国大会」が開かれます。河内音頭はテンポが速く、レゲエなどのリズムで歌い踊れることから、若者の間でも人気を集めています。<br><br>(この動画は、2008年に取材したものです。)
山鹿灯籠まつりは熊本県山鹿市で毎年8月に行われる夏祭りです。見どころのひとつが、「金灯籠」と呼ばれる灯籠を頭上に載せた千人の女性たちが優雅に舞い踊る「千人灯籠踊り」。幾重にも重なる灯の輪が、見る人を幻想的な世界へと誘います。<br><br>(この動画は、2004年、2007年に取材したものです。)
浴衣姿の踊り手たちが勇壮な太鼓のリズムに合わせて練り歩く「盛岡さんさ踊り」。「サッコラ、チョイワ、ヤッセ」というかけ声とともに華やかな踊りが繰り広げられます。盛岡さんさ踊りは、300年ほど前、悪さをしていた鬼を神が追い払い人々が感謝して神社で踊ったのが発祥とされています。また、踊りの振り付けが33あることから、その名がついたとも言われています。<br><br>(この動画は、2005年に放送したものです。)
東北を代表する夏祭り「山形花笠まつり」。毎年8月5日から7日、山形市内の中心部で開かれます。祭りには山形県内で暮らす外国人も参加します。山形市の国際交流協会の呼びかけで集まった若者たちです。本番前から踊りの練習に参加し、異国の文化を身をもって体験します。<br>(この動画は、2017年に放送したものです。)
「長崎くんち」は1634年(寛永11年)、二人の遊女が諏訪神社神前に謡曲「小舞」を奉納したことが始まりと言われています。江戸時代より行われ年々盛んになり、奉納踊には異国趣味のものがたくさん取り入れられました。最大の見せ場は神社につながる73段の石段を一気に駆け上がる「もり込み」で、700キロのみこしが威勢のいいかけ声とともに石段を駆け上がります。国の重要無形民俗文化財にも指定されています。<br><br>(この動画は、2007年に放送したものです。)<br>※奉納踊…かつて長崎にあった77の旧町が7分割され、各町が7年一巡で踊りを奉納します(例年5~7の町が踊りを奉納)。
城下町の風情が残る岐阜県郡上市八幡町。夏、この町の人々は盆踊りに酔いしれます。お盆の4日間、徹夜で踊り明かす郡上おどり。路地で繰り広げられる熱狂へとご案内します。<br><br>(この動画は、2012年に放送したものです。)
奈良県十津川村の武蔵地区に伝わる「大踊」。300年以上の歴史を持つ盆踊りで、扇や笹で作った色とりどりの灯籠を持ち、盛大に踊ります。武蔵地区のほか、小原地区、西川地区でも受け継がれており、「十津川の大踊」として、国の重要無形民俗文化財に指定されています。<br><br>(この動画は、2008年に放送したものです。)
日本三景のひとつ、宮城県松島。松島を代表する民謡「大漁唄い込み」。震災を機に復活した盆踊りで、人々はこの曲に様々な思いをこめました。2011年の松島のお盆を見つめます。<br><br>(この動画は、2011年に放送したものです。)
「佐渡おけさ」は佐渡を代表する盆踊り唄です。北前船で港に持ち込まれたハンヤ節が、酒盛唄として島に広まるうちに、金山で鉱石を選り分ける時に唄う選鉱唄になりました。それが、佐渡の夏祭り・鉱山祭で編み笠をかぶって町を踊り流す際に使われたものです。曲名は当初「選鉱踊り」でしたが、「おけさ」人気にあやかろうと「佐渡おけさ」に改名されました。 収録/昭和38年<br>【歌詞】<br>佐渡おけさ<br>ハー佐渡へ(ハ アリャサ)佐渡へと草木もなびくヨ(ハ アリャアリャアリャサ)佐渡は居よいか住みよいか(ハ アリャサッサ)<br>雪の新潟吹雪に暮れて 佐渡は寝たかよ灯が見えぬ<br>佐渡へ八里のさざ波越えて 鐘が聞こゆる寺泊<br><br>選鉱場おけさ<br>朝も早よからカンテラ下げて 高任通いの程の良さ<br>花に浮かりょか月見をしよか 佐渡はみくにの飛座敷
羽後町は秋田県南部にあり、山に囲まれた緑豊かなところです。毎年8月に行われる伝統行事 「西馬音内盆踊り」は、笠や頭巾(彦左頭巾)をかぶって、顔を隠すようにして踊ります。江戸時代に始まったと言われる名物料理の「冷がけそば」。冬でも冷たいダシをかけます。店によって味付けや盛り付けが違うので、食べ比べを楽しむことができます。<br><br>(この動画は、2010年に取材したものです。)
鈴鹿市は三重県の北部にあります。鈴鹿サーキットは1962年に本格的な国際ロードコースとして誕生しました。オートバイや自動車のレースが年間50回以上開かれ、多くの人たちが全国から訪れます。「伊勢型紙」と呼ばれる着物の生地を染めるときの型紙は、江戸時代、紀州藩の庇護(ひご)のもと発展したとされています。今も職人が、友禅や小紋、ゆかたを染める型紙を一つ一つ切り出しています。近年は、扇子やふすま、ランプシェードなど、型紙の他の分野への応用を進めています。<br><br>(この動画は、2002年に取材したものです。)
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国立民族学博物館(みんぱく)は、世界最大級の博物館機能と大学院教育の機能を備えた、文化人類学・民族学の研究所として世界で唯一の存在です。浴衣や型紙を収蔵。
当館は、埼玉100年記念事業として昭和46年に県立博物館として誕生し、平成18年には旧県立民俗文化センターを統合し、歴史と民俗の博物館として生まれ変わりました。 歴史・民俗・美術を総合的に扱う博物館で、「埼玉における人々のくらしと文化」をメインテーマとした常設展示室、テーマを設定し展覧会を開催する特別展示室、季節展示室があります。浴衣や型紙を収蔵。
浴衣をを通じて「きもの」への理解を深める体験型教育プログラムを開発することを目指したプロジェクト。ゆかたの歴史、構成、各部名称、着方、たたみ方、布地などについて解説。
国立国会図書館の所蔵資料と共に、浴衣の歴史を紹介。
小紋や浴衣、友禅などの着物の染色のために用いられた「伊勢型紙」のデジタルアーカイブ。
参考文献
- 日立デジタル平凡社,平凡社
- 責任表示
- 二次利用について
- 最終更新日
- 2025/10/08