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(初代市川団十郎荒事図) / 立命館ARC

市川團十郎

江戸から現代にまで続く歌舞伎の名跡で、勇壮な荒事をお家芸とする。

江戸歌舞伎の棟梁として、代々、人々に愛されてきた名跡。12世まで続き、屋号は代々成田屋(なりたや)を名乗る。定紋は三升(みます)。早世した3世、6世を除いて代々名優であり、江戸っ子たちの誇りでもあった。

父の縁で劇界入りした初世は、14歳で中村座の初舞台を踏んだ。更に貞享2年(1685)、市村座における『金平六条通(きんぴらろくじょうがよい)』で坂田金平にふんし、顔に紅と墨で隈取りを施して立ち回りを演じ好評を得た。これが荒事(あらごと)と隈取りの始まりという。荒事とは稚気溢れる勇壮活発な人物の行動を表す歌舞伎の演技様式の一つで、江戸歌舞伎の源流を成すものである。

初世はその後も多くの当たり役をこなす一方、三升屋兵庫の名で作品を描き演出もこなして活躍したが、元禄17年(1704)に舞台で刺殺されるという非業の死を遂げる。その系譜は荒事芸とともに実子の2代目團十郎へと受け継がれ、時代に合わせた改良が加えられた。以後、現代に至るまで團十郎の名は12代にわたって継承(2020年5月に13代が襲名)されている。

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  • 東京都新宿区にあるアジア唯一の演劇専門の総合博物館。歌舞伎の資料を含む、古今東西の貴重な資料を収集・保管・展示している。演劇情報総合データベース「デジタル・アーカイブ・コレクション」では、膨大な資料を順次公開している。

  • 市川團十郎をはじめとする成田屋の公式サイト。歴代の市川團十郎や團十郎事典などのコンテンツを掲載している。

  • 昭和20年(1945)から現代までに国内の主要劇場で行われた本公演等で、日本俳優協会所属の歌舞伎俳優が出演した公演の上演データを検索できる。

  • 立命館アート・リサーチセンターが開発・運用するデータベースで、ここには、歌舞伎に関する1次資料を閲覧出来るデータベースが集められている。

参考文献