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十二月遊ひ 2巻. 上 / 国立国会図書館デジタルコレクション

祇園祭

京都で毎年7月に開催される祭礼。平安時代に疫病や厄災の除去を祈ったことが起源とされ、現在は八坂神社の祭礼へと継承されている。

毎年7月、1カ月にわたり開催される八坂神社(京都府東山区)の祇園祭は、古くは「祇園御霊会(ぎおんごりょうえ)」と呼ばれ、平安時代の貞観11年(869)、疫病が流行した際に全国の国の数に応じた66本の鉾を立て、祇園精舎の神・牛頭天王を祀り、神泉苑へと神輿を送ったことが起源とされる。牛頭天王は素戔嗚尊(すさのおのみこと)であるとされ、八坂神社の祭礼へと継承され、巫女や田楽、囃子など数百人が行列する華やかな祭りとなった。

祭りの代名詞ともいえる山鉾(やまほこ/やまぼこ)の巡行は、南北朝時代の14世紀に始まる。戦乱のなか、町人同士の団結の象徴として町ごとに山鉾を出すようになったものとされる。それ故、山鉾に対する思い入れは強く、山鉾の数も増加。15世紀には総数58基に達した。祭りは応仁の乱で中絶するも、1500年頃に再興されている。

現在、7月17日の前祭で23基の山鉾が四条烏丸から新町御池までを、7月24日の後祭で10基の山鉾が烏丸御池から四条烏丸までをそれぞれ巡行している。

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『花洛細見図』(元禄17年(1704)刊)に描かれた祇園祭

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  • 京都市中京区に所在。京都の歴史や文化を紹介する。

  • 京都市東山区に所在。祇園祭について詳細な展示。高さ約7メールにも及ぶ原寸大の鉾に実際に触れられたり、屏風に見立てた大型モニターで祇園祭のハイライトを見ることが出来る体験型の観光施設。

参考文献

  1. アリカ, 新潮社 編,新潮社
  2. 宗政五十緒 編,東京堂出版
  3. 京都地名研究会 編,勉誠出版