絵本古鳥図賀比 3巻 / 国立国会図書館デジタルコレクション
耳鳥斎
江戸時代に大坂で活躍した戯画作者。ユーモラスな画風と風刺で人気が高い。
1751以前-1803年頃(宝暦元年以前-享和3年頃)
江戸時代中期、安永から享和にかけて大坂で活躍した戯画作者。本名は松屋平三郎といわれる。商売のかたわら画業も行い、代表作に『絵本水や空』(安永9年[1780])や『絵本古鳥図賀比』(文化2年[1805])などがある。
耳鳥斎の戯画のルーツは、「鳥羽絵(とばえ)」と考えられている。鳥羽絵は風刺を盛り込みつつ、略画的タッチで人物や動物など滑稽に描くジャンルで、18世紀の大坂を中心に流行した。
鳥羽絵は、『鳥獣戯画』の筆者とされる鳥羽僧正にちなんだ名称といわれ、狩野派の大岡春卜(しゅんぼく)筆といわれる『軽筆鳥羽車』を皮切りに、歌川国芳の『金魚づくし 百ものがたり』、葛飾北斎の『北斎漫画』など、多くの名作が世に送り出された。
そうした中、耳鳥斎の描く戯画は、滑稽な風刺にとどまらず、市井の風俗や情感も交えて描かれている点で評価が高い。
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国の特別史跡である熊本城の二の丸広場の一角に位置し、古代から現代美術までを網羅する総合美術館。熊本市に所在。耳鳥斎の作品「十夜会図」と「地獄図」を所蔵している。
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江戸のまんが鳥羽絵と耳鳥斎について解説ページあり。