後白河天皇
鎌倉幕府成立前後の激動期、三十余年にわたって強力な院政を展開した天皇
1127-1192(大治2-建久3)
在位は久寿2年(1155)-保元3年(1158)。名は雅仁(まさひと)、法名行真。鳥羽(とば)天皇の第4皇子。母は藤原公実(きんざね)の女、璋子(しょうし)(待賢門院[たいけんもんいん])。近衛天皇が没したのを受けて即位。3年余で守仁(もりひと)親王(二条天皇)に譲位し、以後は上皇、嘉応元年(1169)の出家後は法皇として、没するまでの三十年余の間、二条、六条、高倉、安徳(あんとく)、後鳥羽(ごとば)天皇の5代にわたって院政を敷いた。即位翌年の保元の乱では平清盛・源義朝らを召集して崇徳(すとく)上皇方に勝利した。院政時代は平治の乱から鎌倉幕府の成立という激しい情勢の変化に権謀術数と果敢な行動力で対処、朝廷権威の存続を図った。生涯を通じ造寺・造仏や院領の増加にも努め、熊野詣は34回に及んでいる。今様を好み、歌謡集『梁塵秘抄』を撰した。重用された信西(しんぜい)は後白河を「制法に拘らず」意志を通す、対立した九条兼実(かねざね)は黒白をわきまえない、源頼朝は「日本国第一の大天狗」と評している。陵墓は京都市東山区三十三間堂廻り町の法住寺陵。
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- サンプルページ「後白河天皇」の項。
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