道中膝栗毛 5編下 / 国立国会図書館デジタルコレクション
東海道中膝栗毛
十返舎一九作の江戸時代のベストセラーで、弥次さん喜多さんの珍道中を描く。滑稽本全盛を導く
十返舎一九作の滑稽本。たんに『道中膝栗毛』とも。8編17冊。享和2年(1802)-文化6年(1809)刊。江戸神田の八丁堀の住人弥次郎兵衛と喜多八(弥次喜多)が東海道を上り、伊勢参宮を経て京・大坂に至る道中の失敗や滑稽を軽妙に描く。旅行案内的な性格も備えた本作は熱狂的な支持を得、滑稽本の全盛時代が出来した。のち『発端』1冊(文化11年[1814]刊)、『続膝栗毛』12編25冊(文化7年-文政5年[1810-1822]刊)を出版。続編の『続膝栗毛』は金毘羅詣、宮島参詣、木曾街道、善光寺道中、上州草津温泉道中と続き、江戸に戻って完結する。明治初年に仮名垣魯文(かながきろぶん)が『万国航海西洋道中膝栗毛』を著すなど、近代に入っても道中物の一ジャンルとして膝栗毛物は生き続け、現在も「膝栗毛」の語を使用した作品がみられる。また気楽で愉快な旅行を「弥次喜多珍道中」、滑稽な一対の人を「弥次喜多コンビ」と呼んだりする。
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神戸大学附属図書館 デジタル資料展
『金刀比羅参詣膝栗毛』『続膝栗毛初編』などがウェブ上で閲覧できる。
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