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竹久夢二

大正ロマンを代表する詩人画家。「夢二式」美人画や洗練されたグラフィックデザインで一世を風靡

1884-1934(明治17-昭和9)

明治から昭和時代前期の画家、詩人、デザイナー。岡山県邑久(おく)郡本庄(ほんじょう)村(現瀬戸内市邑久町)の酒屋に生まれる。本名は茂次郎(もじろう)。18歳で上京し、早稲田実業学校入学。在学中より、評論家の島村抱月や社会主義者の幸徳秋水、荒畑寒村らと交流を深め、新聞や雑誌のコマ絵を描いた。22歳で画業に専念するため早稲田実業学校を中退。その後も、コマ絵や絵はがきを描き、画家としての足場を固める。

明治42年(1909)、各誌で発表してきた夢二のコマ絵を編纂した、自身初の画集『夢二画集 春の巻』(洛陽堂)を刊行。華奢な身体に洗練されたデザインの衣装をまとい、どこか物憂げな表情を浮かべる「夢二式」美人画は一世を風靡。画集はベストセラーとなり、これを機に、自著・自装本の刊行が相次いだ。大正元年(1912)、初の個展を開催。大正3年(1914)には、日本橋に妻・岸たまきが店主を務める生活小物の店「港屋絵草紙店」を開店。夢二がデザインを手がけた千代紙、封筒、半襟、帯、浴衣などのオリジナル商品が女子学生を中心に人気を呼んだ。

『セノオ楽譜』(セノオ音楽出版社)や『婦人グラフ』(国際情報社)の装丁、子ども向け雑誌の挿絵、単行本のブックデザインなど絵画・デザインの仕事に幅広く携わったほか、詩をはじめとする文芸作品も多数残している。

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  • 国立国会図書館は、国会に属する唯一の国立の図書館です。国内外の資料・情報を広く収集・保存して、知識・文化の基盤となり、国会の活動を補佐するとともに、行政・司法及び国民に図書館サービスを提供しています。                                             

  • 昭和56年に伊香保温泉に開館した竹久夢二の美術館。蔵造りの館内では、伊香保ゆかりの夢二の作品や資料をはじめ、美人画、子ども絵、商業デザイン、本の装丁、スケッチ帳など多彩な資料を鑑賞できる。

  • 平成2年に東京・本郷に開館した竹久夢二の美術館。創設者・鹿野琢見が蒐集した幅広いジャンルの夢二コレクションの中から、常時約200~250点を展示。夢二の生涯や芸術からさまざまなテーマを採り上げて、内容を深く掘り下げ、希少な資料とともに紹介している。

  • 平成12年に湯涌温泉に開館した、竹久夢二の作品や遺品などを展示する美術館。年間3~4回の企画展を開催し、さまざまな視点から夢二の作品を紹介する。  

  • 版画家・川西英が蒐集した320点に及ぶ竹久夢二コレクションをはじめとする、夢二の作品・資料を多数所蔵。常設展示は行なっていないが、企画展などで作品を公開。

  • 竹久夢二の故郷岡山県にある、夢二作品を専門に収蔵した日本で最初の美術館。肉筆画や屏風などの貴重な作品を含む夢二コレクションは、日本最大の規模を誇る。年4回の企画展では、テーマにあわせて100点以上の作品を展示。

  • 岡山県瀬戸内市にある、築約250年の夢二の生家を「夢二生家記念館」として公開。故郷をテーマにした所蔵作品を季節ごとに展示する。「少年山荘」は、夢二が晩年に自ら設計したアトリエ兼住居を次男・不二彦氏監修のもと忠実に復元。夢二の人生・音楽・デザインをテーマにした展示を行ない、全7室を公開。

ジャパンサーチの外で調べる

  • 夢二郷土美術館(岡山県)のホームページ内に、竹久夢二の年譜を掲載。

  • 京都国立近代美術館の所蔵する竹久夢二関連の資料の情報を閲覧できる。

  • 国内外の機関から提供された竹久夢二関連の画像を検索できる。

参考文献

  1. 日立デジタル平凡社,平凡社
  2. 平凡社
  3. 竹久夢二美術館 監修,河出書房新社
  4. [竹久夢二] [画],石川桂子, 谷口朋子 編著,六耀社