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伊勢参宮図屛風 /

伊勢神宮

三重県伊勢市に鎮座し、奈良時代の古式を伝えて全国から参拝者を集める神社

三重県伊勢市に鎮座する皇大神宮(こうたいじんぐう)(内宮)と豊受(とゆけ)大神宮(外宮)の総称。正式名はたんに「神宮」。皇大神宮は皇祖神である天照大神(あまてらすおおみかみ)、豊受大神宮は五穀の神である豊受大神(とゆけのおおかみ)を祀る。内宮は崇神(すじん)天皇のとき、宮中に祀られていた八咫鏡(やたのかがみ)を大和の笠縫邑(かさぬいむら)に移し、次の垂仁(すいにん)天皇の代、伊勢国の五十鈴(いすず)川上流に宮を建てたのが起源という。外宮は雄略天皇の代に、皇大神宮の神饌(しんせん)を供進する神として豊受大神を丹波国から移したことに始まるとされる。神宮の祠官は斎宮(さいぐう)を最高に(後醍醐天皇のとき廃止)、祭主は藤波、宮司は河辺、内宮禰宜(ねぎ)は荒木田、外宮禰宜は度会(わたらい)各家が世襲。封戸と神田によって支えられ、10世紀以降は神宮領を御厨(みくりや)、御薗(みその)と呼んだ。鎌倉時代半ば以降に祈祷や奉幣の取り継ぎを行う神官や御師(おし)があらわれる。室町時代には伊勢参りが盛んとなり門前町も発達、江戸時代にはお蔭参りなど庶民の群衆参拝もみられた。社殿は正殿を中心とし、東宝殿と西宝殿が付属、これらを瑞垣(みずがき)、一の玉垣、二の玉垣、板垣で囲む。正殿は神明造と呼ばれる平入り切妻高床式の殿舎で、神殿建築の最も古い形を伝える。最大の祭祀は20年に1度の遷宮祭(式年遷宮)で、奈良時代以来の古式を伝える(平成25年[2013]に第62回を施行)。例祭に神嘗(かんなめ)祭、月次(つきなみ)祭、祈年祭、新嘗(にいなめ)祭、神御衣(かんみそ)祭などがある。

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  • 神宮徴古館は伊勢神宮の祭祀に関する資料や神宝、神宮農業館は神饌や農林水産関係の資料を展示している。

  • 三重県多気郡明和町竹川にある県立博物館で、伊勢神宮に仕えた皇女・斎王と居所である斎宮の歴史を紹介する。斎宮跡は国指定史跡。

  • 国立国会図書館は、国会に属する唯一の国立の図書館です。国内外の資料・情報を広く収集・保存して、知識・文化の基盤となり、国会の活動を補佐するとともに、行政・司法及び国民に図書館サービスを提供しています。                                             

  • 独立行政法人国立公文書館は、国の行政機関などから移管を受けた歴史資料として重要な公文書等を保存管理しています。当館は、その保存実務から一般利用まで広く事業を行うことにより、歴史資料として重要な公文書等の適切な保存と利用を図ることを目的とした施設です。

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  • 伊勢神宮の歴史、建物、神話、行事などについて掲載。

  • 伊勢神宮について、「地」「祈り」「産霊」「天」のタイトルがついた動画を閲覧できる。

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