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猫児の図(三自翁弘明 画) / 国立国会図書館 所蔵

食肉目ネコ科ネコ属の動物で、猫という場合は家畜化されたイエネコを指し、日本にも広く分布している。

食肉目ネコ科ネコ属の動物で、猫という場合は家畜化されたイエネコを指す。日本にも広範囲に猫が住みついており、日本猫と呼ばれる。イエネコは西アジアに生息していたリビアヤマネコが、家畜化したものが起源と考えられている。家畜化のプロセスには諸説あるが、古代エジプトで紀元前3000年頃には猫の姿が壁画などに描かれている。

いつから日本に猫がいるのか、その伝来もいまだよく分かっていない。江戸時代に書かれた『愚雑俎』(ぐざっそ)では、6世紀半ばに仏教の経典類をネズミの害から守るために中国から日本へ猫が輸入されたという説が書かれている。しかし、平成20年(2008)に長崎県壱岐島のカラカミ遺跡で弥生時代のイエネコの骨が見つかり、さらにさかのぼる可能性も指摘されている。

猫を飼育していたことを記した最古の文献記録は平安時代に書かれたもので、第59代天皇である宇多天皇(うだてんのう)の日記『寛平御記(かんぴょうぎょき)』である。『枕草子』や『源氏物語』にも猫が登場する。

14世紀に書かれた『徒然草(つれづれぐさ)』には、年を経た猫が猫又(ねこまた)という怪猫になるエピソードが登場する。こうした化け猫のイメージは、文献や絵画などに数多く残されており、江戸時代後期になると、人形浄瑠璃(にんぎょうじょうるり)や歌舞伎で「猫騒動物(ねこそうどうもの)」として人気を博した。

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  • 岡山県岡山市に所在。 招き猫専門の美術館で、約700点を展示している。

  • 兵庫県淡路島に所在。猫の墨絵を中心に展示。

  • 神奈川県横浜市に所在。私営美術館。

参考文献