日本警察の父 川路利良
日本警察の創始者、川路利良。その生涯知られざるに迫る。
館長からの挨拶
ご来場の皆様、こんにちは。わたくし、この博物館の館長を務めております。以後お見知り置きを。
いきなりですが、皆さん、警察って知ってますか?もちろん知っていますよね。では、その警察という組織は誰が作ったか、知っていますか?この博物館では、日本警察の創始者、川路利良の生涯について解説しています。ぜひ最後までお付き合いください。
この展示について
この展示では、警察の創始者、川路利良の知られざる生涯について、小ネタを交えながら、わかりやすく解説します。
少しでも川路利良という人物に興味を持っていただけたら幸いです。
川路利良の生涯
日本警察の誕生
- 警察手眼
川路利良 述,佐和正 校,植松直久 編,[ ]
館長の一言
川路利良が欧州に視察に行き、その経験を元に書いたこの『警察手眼』は、警察官としての心構えを描いた一冊である。「声なきに聞き、形なきに見る」という一文が有名で、耳に入らず目にも見えない状況を鋭く察知する、高い観察力と洞察力を警察官に求めた。現代でも警察官の必読書として知られる。
- 大警視川路利良欧洲派遣之件
太政官
館長の一言
川路利良が、西郷隆盛の推薦を受け欧州に派遣されたときの報告書。1872年から約一年間、欧州(主にフランス)訪問しました。その理由は、川路利良が欧州の「近代警察」を学び、日本に警察制度を作るためです。警察で大事なのは、治安維持と情報収集だと考え、その考えが今の警察となっているのです。
- 大警視川路利良病死ノ件
太政官
館長の一言
そんな川路利良ですが、実は45歳と比較的若い年齢で死亡しています。これは、西南戦争も終わり、さらなる警察発展のために、再度欧州に視察をしに行った時、向こうで病気にかかってしまい、日本に帰国後死亡しました。その時の川路の心情を思うと無念でなりませんが、今では警察も発展しました。間違いなく川路は、明治時代の最大の功労者の一人です。
- 故大警視川路利良君銅像
館長の一言
日本警察を作った川路利良この功績は、後世にも伝えられています。この写真のように、銅像が建てられています。現在の鹿児島県県警前には、川路利良の銅像が建てられています。台座には、警察主眼から、「声なきに聞き、形なきに見る」という一節が彫られており、その精神は現代の警察官にも受け継がれています。
展示を見終わった人へ
最後まで見ていただきありがとうございました!川路利良に関する資料が思ったより少なく、似た展示がありましたが、川路利良という人物に功績を伝えることはできたのではないかと思います。
1司馬遼太郎「翔ぶが如く」文春文庫 一〜十巻
僕が川路利長について展示しようと思い立たせてくれたきっかけの書です。ぜひ読んでください。後悔はさせません。
2ポリスミュージアム
場所:京橋三丁目東地区
期間:現在一時閉館。令和8年春再開予定
内容:日本警察の始まりから現代までの歴史的な資料を展示し、現在の警視庁の活動について紹介している。見て、学び、体験できる施設
詳しくは https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/about_mpd/welcome/welcome/museum_tour.html


