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GIF IT UP 2026

デジタルコンテンツ利活用の祭典「GIF IT UP 2026」に参加してみませんか?


GIF IT UPとは

GIF IT UP(公式サイトはhttps://gifitup.net/)は、Europeana*が主催するGIFアニメーションのイベントです。

*EUのデジタル文化遺産のためのプラットフォーム


デジタルコンテンツの利活用促進を目的として、各国の統合ポータル(Japan Search、Digital Public Library of America、Digital NZ、Trove、Art Institute of Chicago、DAG Museums等)と協力して毎年開催しています。ジャパンサーチは、2020年からコンテンツ・パートナーとしてGIF IT UPに協力しています。


本イベントに関心のある人は、誰でも無料で参加できます。各国の統合ポータルが提供したデジタル画像を素材にGIFアニメーション作品を作成して応募すると、外部審査員や参加者投票により審査が行われ、入賞作品が決まります(入賞作品には賞品あり)。


今年の作品応募期間は10月1日から31日までです。



参加ルール

公式サイトの「参加ルール」をご覧ください。以下は参考訳です。


  • 応募は無料です。応募は応募フォームから行ってください。
  • 作品は、以下のポータルが提供するコンテンツを1つ以上用いて作成してください。これ以外の画像のみ用いた作品は、審査対象になりません。Europeana, Digital Public Library of America, DigitalNZ, Trove, Japan Search, Art Institute of Chicago, DAG Museums, Bibliothèque et Archives nationales du Québec, Centro de Fotografía de Montevideo and Digital Library of Latvia
  • 参加者は、一人当たり3点までGIFアニメーション作品を応募できます。
  • 作品のファイルサイズは2MB以下でなければなりません。
  • 応募の際に、素材に使った画像のURLを入力する必要があります(例:https://www.europeana.eu/en/item/90402/SK_A_3089)。各国の統合ポータルのURLを入力していない場合は、審査対象になりません。
  • 作品に用いる画像や素材は、全て、無料で二次利用可能なものでなければなりません。(例えば、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスのうち「非営利(NC:NonCommercial)」「改変禁止(ND:NoDerivatives)」を含まないライセンス、パブリック・ドメイン、“No known Copyright”(著作権者不明)、オープンなライセンスなどが当てはまります。)
  • 生成AIのみ、または主に生成AIを用いて作成した作品は応募できません。生成AIを使用した場合は、使用したツール名や最終作品への貢献度などを明示してください。
  • パブリック・ドメインの素材を使って作成した作品をGIF IT UPに応募した場合、その作品はCC-BY 4.0の扱いになります。ただし、素材に「継承(SA:ShareAlike)」を含むライセンスが付与されていた場合は、その素材と同じライセンスが適用されます。
  • 応募作品は外部の審査員によって審査され、入賞作品が決定されます。決定に異議を申し立てることはできません。
  • 主催者は、第三者の知的財産権を侵害する作品、他者を不快にさせたり、わいせつな言葉や画像を含む作品、個人のプライバシーを侵害する作品、他者の権利を侵害するような作品を失格とする権利を留保します。
  • 素材を提供している各国の統合ポータル及び審査員は、プロモーションのために、応募作品をGIF IT UPウェブサイトや各ポータル・審査員のウェブサイトやSNS等に投稿することができるものとします。
  • 参加者の皆さまが作品を作るに当たっては、視覚障害者へのご配慮をお願いします。アニメーションの速度を遅くしたり、応募登録時に文脈の分かる記述情報を追加したりすることをご検討ください。

  • 教員特別賞「デジタル遺産を活用した創造的な学習」について

  • 教育者、教師、研修担当者、ミュージアム・エデュケーター等、学習支援に携わる専門家による、学校内外における教育活動を対象とします。学校のクラス、ワークショップのグループ、青少年グループ等、組織的な学習グループを代表するものとすることができます。
  • 教員一名につき、最大3点のGIFアニメーション作品を含む一つのプロジェクトを応募することができます。
  • 作品は専用のフォームから提出してください。
  • 一つのプロジェクトに属する作品には、同一のプロジェクトタイトルと担当教員の連絡先情報を使用してください。作品はいずれも、GIF IT UPの応募要件を満たす素材を使用し、GIF IT UPの参加ルールに従わなければなりません。
  • 教員は、提出する作品が参加した学生によって作成されたものであり、作品の提出・公開に当たり必要な許可を得ていることを確認してください。
  • 生成AIのみ、または主に生成AIを用いて作成した作品は応募できません。生成AIを使用する場合は、その旨を明示するとともに、学生の創作活動の代替ではなく補助にとどめてください。
  • 応募書類が不完全な場合や、作品に使用した素材の有効なリンクが入力されていない場合は、審査対象になりません。


  • GIFアニメーションの作り方

    GIFとは、いわゆる「パラパラマンガ」のように、静止画をつなぎ合わせてアニメーションを作成できる画像ファイルフォーマットです。拡張子は「.gif」です。画像編集ソフトで作成できるほか、ウェブ上でもGIFアニメーションを作成できる無料ツールが多数公開されています。

    以下では、最もシンプルなGIFアニメーションの作り方をご紹介します。

    (1) まずは素材を選びましょう。

    作品に用いる画像は、GIF IT UPの「Selected Collections – Get Inspired!」のページで探すことができます。主題、所蔵館名等を手掛かりに、好みの作品を探してみてください。ジャパンサーチからは次のコレクションを提供しています。

    ジャパンサーチ提供コレクション

    ★著作権の確認!

    著作権的に問題のない画像であるかどうか、確認しましょう。ライセンスがCC0、PDM、CC BY、CC BY-SAのいずれかであれば問題ありません。

    今回は、ジャパンサーチで検索してみつけた「校舎・人物・流星」を選びました。ライセンスは「PDM」です。

    校舎・人物・流星
    佐賀県立図書館所蔵

    (2) 素材が決まったら、画像をダウンロードします。

    「収録データべースで開く」ボタンを押すと、ジャパンサーチと連携している佐賀県立図書館の「佐賀県立図書館データベース」のページに飛ぶので、ここで画像をダウンロードします。

    PDF形式で提供されているので、「Acrobat」を使ってJPEG形式の画像を書き出しました。

    (3) 画像編集ソフト等を使って、画像を編集します。

    今回は「Photoshop」を利用しました。

    アニメーションをつけたい要素を選択して新規レイヤーにコピー&ペーストします。

    【流れ星レイヤー】

    2つ作成して、流れ星の位置を編集。右上から流れてくる動きを表現します。

    【空レイヤー】

    以下の4つのレイヤーを用意します。

    • 流れ星を塗りつぶしたもの
    • さらに周りの星を塗りつぶしたもの(オリジナルの青・オレンジ・紫の3つ)

    【建物の窓レイヤー】

    色調を変えて明かりがついたように見せます。


    これらのレイヤーをオリジナルの画像に重ねて、6つのコマを作り、JPEG形式で書き出します。

    (4) 編集した画像を、GIF作成ツールでつなぎ合わせます。

    今回は、無料のGIF作成サイトで作成しました。(この作業は、画像処理ソフトや、新しいバージョンのPowerPointでも行うことができます。)

    基本的には、画像をアップロードし、画像の順番、コマ送りの秒数、ループの有無を設定し、GIFファイルとしてエクスポートする仕組みになっています。アップロードできる画像のファイル形式やファイルサイズ、枚数などは、ツールやサイトによって異なります。また、ツールやサイトによっては、透過画像を重ね合わせたり、画像サイズを指定・統一したりすることができるものもあります。

    (5) GIFアニメーションの完成です。

    『校舎・人物・流星』(佐賀県立図書館所蔵) 「佐賀県立図書館データベース」収録 (https://jpsearch.go.jp/item/saga-R100000113_I000039661_00)

    GIFアニメーションは、ウェブサイト上や、X等のアプリ上で表示された際に動くものなので、利用している端末で表示した際には動画表示されないことがあります。ブラウザで表示するなどして動きを確認してください。

    素敵な作品ができたら、ぜひGIF IT UPの応募ページから応募してみてください。

    (作り方動画)

    GIFアニメーションの作り方動画をご用意しました。動画を見て、皆さんもGIFアニメーションを作ってみましょう!

    (もっと素敵な作品作りのヒント)

    今回は2コマだけの簡単なアニメーションですが、工夫すれば、雪や桜吹雪を降らせたり、色を変えたり、連続写真や動画からGIFアニメーションを作ったりするなど、幅広い表現が可能です。次のページ(英語)も参考にしてください。

    於竹大日如来之由来
    次の資料を基に作成。 歌川芳虎『於竹大日如来之由来』(江戸東京博物館所蔵) 「Tokyo Museum Collection」収録 (https://jpsearch.go.jp/item/tokyomuseumcolection-edo_tokyo_museumjbD09200186)