A Reclining Female Figure amid Ruins 廃墟の中でもたれかかっている女性像はいきょのなかでもたれかかっているじょせいぞう
Description
本作の主題と作者の決定については異論が多い。主題については、ギリシア神話『アエネイス』に登場する、アイネイアスとの恋に破れたカルタゴの女王ディドであるとか、『ポリフィルス狂恋夢』に登場する廃墟のなかに座るポーリア等と推測されているが、描かれた人物像は明らかにフランソワ・ペリエの『Icones et Segmenta』(1645年)の口絵に着想を得たと考えられている。その口絵には、異民族の侵略をうけて破壊されたローマの廃墟のなかで、壊れた円柱に囲まれて横たわるウィクトリア(勝利の女神)に、ミネルヴァ(戦いの女神)が手を差し伸べる場面が描かれている。本作は、もともとニコラ・プッサン作とされ、のちにウスタッシュ・ル・シュウール作とされた。近年、ピエール・ローゼンベールはジャン・ル・メールの作品の一部であると推測している。本作のプッサン風の様式は、確かに、ル・シュウールの手とは異なるものによることを示している。
Data source
Tokyo Fuji Art Museum Collection Database
This database showcases some 2,000 objects from our collection of some 30,000 pieces of artworks from various periods and cultures including Japanese, Eastern and Western works, ranging from paintings...
Last updated
January 9, 2026