Description
頭陀浪華子製図并撰。浪華子とは鳳譚また僧濬で、華厳宗再興の祖とされる。仏教的世界観にもとづく世界図。南瞻部洲とは須弥山の東西南北にある4つの大陸のうち南の大陸で、仏教的世界観ではここが人間の住む世界とされる。北が広く南に尖ったかぶら型で、もともとは唐・天竺・日本の3国をその世界の主体とするが、西洋からの世界知識の伝来をうけて両者の融合がはかられる。本図はその代表例で、北西部に群島状のヨーロッパが描かれ、日本の南には南北アメリカ大陸と比定できる陸塊が見える。題額脇に多数の典拠資料リストがある。板行の南瞻部州図としては最初、かつ最詳の図として広く流布した。元の題簽は残るが改装。
Data source
National Diet Library Digital Collections
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Last updated
April 3, 2026