Description
原本に「ちやうせんちんか あさがおしう」と振仮名があるが、「朝鮮」は地名ではなく、「朝、鮮やかな」の意味と思われる。また「蕣」を「アサガオ」と読ませるが、本来は「ムクゲ」なので誤用。著者峰岸正吉(生没年未詳)は大坂難波の神官で、朝顔栽培の重鎮。本書は166品のアサガオの花・葉の形状と色を記し、うち40品の彩色画を載せる。画は丹羽桃渓と三木探月斎が描き、文化12年2月に刊行された。ところが、書肆間で揉め事があり、大坂本屋仲間の決定で本書は販売停止・出版許可取消となってしまった。幸い、やがて和解が成立、『牽牛品類図考』(けんぎゅうひんるいずこう)と改題して、同年7月に刊行し直された(従来は逆に考えられていた)。このとき、凡例と本文が多少変えられ、図数が41となった。当館は、この改題本も所蔵する(特7-346)。なお、『朝鮮珍花蕣集』214-3本および特7-417本も同本だが、後者は落丁が多いので、注意。(磯野直秀)
Data source
National Diet Library Digital Collections
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Last updated
August 3, 2026