Description
音高の基準を示す調律用の器具である。「太秦廣永作」の刻銘あり。金属製の簧(した・リード)を付けた長短12本の竹管を音高の順に並べて箱に収めたもので、笙と同じ原理によって1本ごとに音を出す。なお、律管とは、広義には管による調律具一般を指すが、狭義には、指孔や簧のない上下の貫通した管から成るものを指す呼称であり、本資料は簧を付けることから、図竹とする方が正確である。各管に、日本の十二律名「壱越(いちこつ)」「断金(たんぎん)」「平調(ひょうじょう)」「勝絶(しょうぜつ)」「下無(しもむ)」「双調(そうじょう)」「鳧鐘(ふしょう)」「黄鐘(おうしき)」「鸞鏡(らんけい)」「盤渉(ばんしき)」「神仙(しんせん)」「上無(かみむ)」を記す。太秦(薗)廣永(うずまさ/そのひろなが・1634-1703)は、笙を主業とする天王寺方の楽人。
Data source
Cultural Heritage Online
A portal site of cultural heritage aimed at disclosing information on tangible and intangible cultural heritage of the country and region. Agency for Cultural Affairs, Government of Japan and National...
Last updated
July 7, 2026