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源氏車牡丹蝶金銀珊瑚歩揺簪 源氏車牡丹蝶金銀珊瑚歩揺簪げんじぐるまぼたんちょうきんぎんさんごびらかんざし

Description

真鍮製金銀色絵、二本足の向差に使用する歩揺簪一対(273と274)である。直角に折れた源氏車の上に、銀製金色絵の牡丹に蝶の飾りが載り、源氏車から鎖状に珊瑚玉と銀板の短冊が下がる。歩揺簪は寛政年間に流行し、鎖の先に蝶や鳥・小鈴などを付けて、歩くたびに揺れ動いて音がするようにしたもので、主に上流階級で用いられて華美を極めた。文化・文政頃に江戸で廃れ、その後上方でも廃れて文久頃には全く絶えたとされるが、実際には近年まで作られ、使用されていた。花柳章太郎(1894~1965)の旧蔵品で平成15年(2003)に遺族の青山久仁子氏より国立劇場へ寄贈された。

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October 8, 2026