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Description

自らも将棋を指し、アマ四段の免状も取得していた木村定三氏のコレクションには、一組の将棋盤と駒が含まれています。木村氏は1954(昭和29)年にこの盤を入手し、棋戦が名古屋近郊で開催される折ごとに、地元の愛棋家としてこれを提供していました。盤に被せる桐覆と桐箱の蓋の裏に残された対局時の記念署名から、少なくとも4戦に用いられたことが分かります。 タイトル戦にふさわしい重厚感のある榧の柾目の盤には、梔子の実を象った脚が付いています。これは、対局中は盤外から口を出すなという戒めに由来するとも言われています。駒師・豊島龍山による、御蔵の黄楊の美しい駒は、木地に文字を彫り、漆を木地の高さまで埋め込んで、さらに漆を盛り上げる「盛り上げ駒」で、書体は江戸時代の書家・巻菱湖によるものです。

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Data source

The collection of Aichi Prefectural Museum of Art

The museum’s collection is particularly well endowed with international and domestic fine art from the 20th century. It contains significant works that are helpful in tracing the history of various ar...

July 13, 2020