Edo fish
Natural history illustrations of various types of fish drawn during the Edo period
Baien Gyohin Zusei (“Baien’s Illustrated Catalog of Fishes”)
『梅園魚品図正』は、江戸の博物学者・毛利梅園(1798~1851)による魚類図譜。全2巻からなり、145点の魚類を中心とした水産動物を写生。その大半に写生年月日や採集地などの情報が記されており資料的価値が高い。
Suizoku Shijo (“Aquatic Life in Four Volumes”)
『水族四帖』は、春・夏・秋・冬の4冊から成る図譜で、江戸の青物商(八百屋)であった奥倉辰行により193種の魚類が精巧に描かれている。絵図には全国各地での呼称、形態、和漢籍からの引用例などが添記されている。
Gyofu (“Pictorial Encyclopedia of Fishes and Marine Life”)
幕医で博物家の栗本丹洲(1756-1834)よる魚譜のひとつで、エイ類やサメ類を中心に写生している。丹洲は本草学者の実父・田村藍水の影響を受け、魚譜のほか日本初の虫類図譜『千蟲譜』など多くの色彩動物図譜を残した。
Gyofu, scrolls 1 and 2
栗本丹洲による魚譜のひとつ。第1軸は「鯛」と名のつく魚を描いたものだが、タイ科には属さない魚が大半をしめている。第2軸はアジ、トビウオ、サワラ、サバ、カツオ、マグロなどが収録されている。
Baien Gyofu (“Baien’s Pictorial Encyclopedia of Fishes and Marine Life”)
『梅園魚譜』は江戸の博物学者・毛利梅園(1798~1851)による魚類図譜である。江戸時代の図譜は転写図も多いが、『梅園魚譜』は『梅園魚品図正』とともにそのほとんどが実写で、自ら釣った魚を写生したものもある。
Nitto Gyofu (“Pictorial Encyclopedia of the Fishes and Marine Life of Japan”)
『日東魚譜』は、わが国最初の魚譜とされる。著者は江戸の町医者・神田玄泉で、享保4年 (1719)に成立後に三度の改訂を経ている。元文6年(1741)序の写本では魚介類338品を絵図と漢文により解説。
Karei Zui (“Illustrated Compendium of Righteye Flounders”)
『王余魚図彙』は栗本丹洲による魚譜のひとつで、カレイ、ヒラメ、ウシノシタなどを収録したもの。なお、カレイとヒラメの区別について、江戸では小さいものをカレイ、大きいものをヒラメとしていた。
Kochu Sanbutsu Zusho (“Illustrated Catalog of the Marine Life of Lake Biwa”)
『湖中産物図証』は江戸時代に彦根藩士の藤居重啓が、文化11年 (1814)に藩主に命じられて琵琶湖及び余呉湖の調査にあたり執筆したもの。琵琶湖に生息する魚類を中心とした生物が描かれている。
Zuikan Shashin Gyobu Kaibu (“Compendium of Realistic Images fish and shellfish sections”)
『随観写真 魚部・介部』は、江戸時代中期の本草家・後藤梨春(1696-1771)の編纂より安政5 年(1858)年に刊行された書である。梨春は田村藍水の門人で、絵図は栗本丹洲の筆本の模写であろうと推察される。
Tatsu no Miyatsuko (“The Servants of the Dragon King of the Sea”)
『龍乃宮津子』は、享和2 (1802) に刊行された絵俳書で、江戸後期の浮世絵師である鍬形蕙斎(北尾政美)が描いた魚貝の図譜に、俳人・一陽井素撰の俳句と俳号が添えられている。蕙斎の精密な写生が見どころ。
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References
- 尚学図書・言語研究所 編,小学館
- 工作舎 編,工作舎