麻布の歴史
館長からのあいさつ
本日はご多用の中、展示をご高覧賜り、厚く御礼申し上げます。僕は自分にゆかりのある地、麻布周辺の歴史について調べました。
まず最初に、麻布の事について話したいと思います。名前に麻布とつく地名は東京都港区には、南麻布、元麻布、西麻布、東麻布、麻布十番、麻布台、麻布永坂町、麻布狸穴町の8つがあります。麻布の「麻布」の漢字の由来は、かつてこの地で「麻」を多く植え、「布」を織っていたことだと言われています。
- 現在の地下鉄大江戸線麻布十番駅を出た所で、蛋白源になるとハゼ釣りが賑わった。(昭和21年)
渋谷高弘
館長からの一言
ここの現在の大江戸線麻布十番駅周辺部は、古川(渋谷川)という川が流れており、当時(昭和21年)は戦直後で、食糧事情が厳しく、ハゼなどの魚は貴重な食糧でした。そのため、ハゼ釣りで賑わったいました。
- 麻布広尾辺絵図
高柴三雄
館長からの一言
この絵図は、嘉永2年(1849年)にできた麻布から広尾の絵図です。この時代の江戸切絵図は、江戸の町全体を描いた大きな大絵図に対し、地域を分別して詳細な道筋や大名屋敷の名前を記入した携帯用の区分図です。
- Area Map of Edo by Ōmiya: Azabu Hiroo
玉香園/縮図
館長からの一言
この絵図は、上の絵図の5年後の絵図です。さて、どこが変わったでしょうか。絵図を眺めるのは楽しい時間ですよね。
館長からの一言
この本は、江戸時代後期の文化・文政期から天保年間にかけて作成された古地図の複製です。内容は、江戸の赤坂、青山、渋谷、麻布、白金、広尾といったエリアを描いた絵図です。
今日は、僕の展示を観てくださり、誠に有難う御座いました。昔の写真をみると、僕のゆかりの地では現在の、街の様子からはとても想像がつかない景色が広がっていました。詳しくまちを歩いて調べてみると現在でも、昔川があったことがわかるような石碑がありました。みなさんのゆかりの地は昔どのような景色だったのでしょうか。歴史と共に変化していく街並みを、これからも注目していきたいと思います。

